院長の「JoJoブログ」

サービスエリア

2018-04-16 23:11:38投稿

春の嵐が過ぎ去り、快方に向かう天気予報だったので、久しぶりに、仲間と自転車ツーリングに出かけた。
コースは、初めから決めず、小郡から、宇部、山陽小野田方面を適当にまわる感じ。学生時代から通算10年、宇部に住んでいたのに、宇部市内も中心を外れると知らない道ばかりで、「こんなところに、こんなもんがあったんだ・・・」とキョロキョロしながら、田舎道を行く。

私が住んでいたころは、宇部市ではなかった現在の宇部市楠町にある、”こもれびの郷”で、休憩をしたあと、東方面に戻る。
大体、中国道にそった方向で、中国道よりも北側の山沿いの道をこいでいった。
天気もよくなり、青空と山の緑のコントラストの中、車もほとんど通らない道添いでは、とうにちった桜のかわりに、濃いピンクの山つつじがあちこちに出現し、目を楽しませてくれる。
広島市内の中心で生まれ育った自分は、山口県民になってから、ことあるごとに田舎は不便だなと思ってはいるけれど、こういう、のどかな風景の中を自転車で走るときは、必ず思う。
「田舎っていいな。」

ただ、田舎道だけに、店らしきものはホントにみあたらない。
どこかで、コーヒーでも飲んで、休憩したいなと思っても、飲食店Nothing!

そんな時、仲間の一人から、「サービスエリアに寄ったらいいじゃん。」との意見。
「サービスエリアって、高速道路の?自転車で入れるん?」

いまだかつて、高速道路のサービスエリアに、高速道路を走っている時以外に入ったことはない。そもそも、サービスエリアに高速を走らずに入ってみようと考えたこともないし・・・
「だって、従業員は、高速に乗って通勤するわけないやろ。どこのサービスエリアだって、外からの入り口がないと困るじゃん。」と言われ、まあ、それもそうだけど・・・と半信半疑というか、眼からうろこというか、人生発の、高速道路サービスエリア破りにちょっと期待高まる私。

中国道が見えてきて、それまでの県道から、脇道にそれ、ほぼ田んぼのあぜ道といってもいい道をしばらく走ると、「あそこ!」と指をさす友達。まぎれもなく、それは、数年前にリニューアルオープンした、美東サービスエリア。高速道路とは反対側の建物の裏手が高台にあり、そこにつながる、田んぼから続く坂道が見える。あの坂を上れば、入れるんだ・・・

ぐるっと回るようにして、そのふもとにたどり着くと、おそらく傾斜10%以上はあると思われる、自転車で上るには、気合の入る坂道が目の前に。ギアを軽くして必死にペダルを回してのぼり、息も切れ切れになってたどり着いた先は、過去に何度もおとずれたことのある美東サービスエリア(上り車線)だった。

当たり前といえば当たり前なんだけど、坂を上りきった場所は、柵で仕切られた職員専用駐車場となっており、一般高速道路の駐車場とは、車の行き来はできない構造になっていた。ただ、完全に建物の裏というわけでもなく、普通に表から入っても、すぐに見える場所にあり、2輪車なら、自由に出入りできる程度の仕切りしかなかった。
「こんな風になってたんだ・・・」高速道路の裏口を知ってしまったことに、やけに感動。
乗っていたロードバイクを仕切りの柵にくくりつけ、店内に入る。日曜日の昼で、結構人が多かったけれど、何となく、今までに訪れた時とは違う気分で、コーヒーとトマト大福(季節限定で売られていた!)で一息つき、脚休め。

その後は、また坂をおりて、田舎道を滑走し、走行距離70㎞のロードバイクツーリングが終了。
ちょっと脚は重くなったけれど、自転車で出かけると、新しい発見があっていいなと感じた春の1日。