院長の「JoJoブログ」

強風注意報

2011-05-23 21:49:41投稿

今年の5月は、大雨が続いたり、真夏日があったりと、数年来の異常気象を象徴しているような気候だ。
ここ数日は、毎日のように、風が強い。

半年くらい前に、羽田から山口宇部空港に全日空機で帰ってきたとき、いったん着陸したと思ったのに、また機体が浮き上がるという、ちょっとした恐怖体験をしたことがある。「今、確かに車輪が滑走路についたよね。でも、また、飛行機浮いてるよね。なに?なに?どうなってんの?」と空席が目立つ座席で一人不安になっていると、機内放送があり、「ただ今、一度着陸いたしましたが、強風にあおられたため、再び離陸いたしました。もう一度、すぐに、着陸態勢にはいりますので、ご安心下さい。」とのこと。機体はゆれるし、乗り物酔いのひどい私は吐き気がして、とてもつらい思いをした。その後、無事に(当然のことだが)山口宇部空港に着陸して、事なきは得たけれども、私の中では思い出したくない嫌な体験のひとつだ。

先日、そのつらいできごとを思い出しながらも、ほほえましいヒトコマに出会った。
航空自衛隊基地の近くをジョギングしていると、自衛隊機が次から次へと着陸していくのが見えた。けっこう風が強いのに、よくやるもんだなあと走りながら空をみていると、今度は、飛行機ではなく、白い大きな鷺が、畑に舞い降りようとする姿をみつけた。そこへ、自分の足を前へ出すのがやっとくらいの、強い向かい風が吹いてきた。すると、私が走りにくいのと同様に、その鷺が、大きな羽をばたつかせて宙に浮いたまま、前にもすすめず、下にも降りれずというどうしようもない状態になってしまったのだ。それをみていて、飛行のプロでも強風にはかてないんだなあ、方向をかえるという頭はなかったのかなあ、と思わずニヤリとしてしまった。
時間にして数十秒の出来事だったけれども、あまり、いままで見たことのない鳥の姿だった。田舎道をジョギングしていると、いろいろと面白いことに出会えるんだよと、ビル風の中を走る都会のランナーに教えてあげたい。