院長の「JoJoブログ」

初レース

2011-10-18 19:12:47投稿

10月16日、島根県益田市で開催された、萩・石見空港マラソンに参加した。
人生ではじめてのレース!!
この大会のメインはハーフマラソンだったけれども、ハーフを走る自信がないので、10kmの部に出場。
まったく運動をしていなかったのに、今年の春から急に走りはじめ、途中、膝をいためていたことを考えると、本当に、レースに出るなんて無謀だと、家人から非難されながらのエントリーだった。
10kmの部は、制限時間がなかったけれど、最低限、1時間20分以内、できれば1時間10分をきるのが目標。10月にはいって、練習量をふやしたせいか、数日前から左足関節に、痛みがでるようになったので、完走できるのかどうか、不安いっぱいで、空港の滑走路に立った。

今回の大会は、日本で唯一、本物の滑走路を走ることのできるマラソン大会というのが売りで、はじめは滑走路をおよそ4kmぐるりとまわり、その後、空港をでて、益田市内を走るというコースだった。当然、滑走路はフラットだったけれど、空港が小高いところにあるので、空港をでると、くだりばかり。5kmの中間点まで、足が痛くならず、目標としていた、キロ7分を切って走れていたので、これならいけるかも!と後半からは、抜かれるよりも抜くほうが多いペースで走った。下りきったあとは、平坦な区間が少しあったけれど、ゴールの万葉公園がこれまた小高いところにあるので、ラスト2kmはずっとのぼり。今まで、練習で坂道を走ったことなんかないのに、いつまで上るの?と思いながら、どんどん、スピードが落ちていった。5~8kmの間は、るんるん気分だったのに、いつまでも続く上り坂を前に、「ああもういいや、とにかく歩かないで最後まで走られれば・・・」という気持ちだけで前にすすんだ。
ゴールが100m先くらいにやっとみえたとき、沿道の人々からの拍手が急に大きくなった!!
まさか私をみんなが応援してくれてるわけないよねと思っていると、ハーフマラソンの部のトップランナーが、上り坂を走っているとは思えない速度で私を追い抜いていった。やっぱ、本気のランナーは違うわぁ~

結局、10kmを1時間1分31秒という記録で、終わってみると、40歳以上女子の部は、40人しか参加者がおらず、40人中16位。もうちょっとで1時間をきれたんだと思うとちょっぴり悔しかったけれど、大満足の成績だった。

ゴール後、ハーフに出場していた医学部の同級生と再会。彼は、医者よりもランナーが本職ではないかというくらい走っており、今日もまた、下関海響マラソンむけて走りこんでいる事と思う。ちなみに、彼の16日のブログにも私のことが書かれていたので、ご興味ある方は、読んであげてください。
http://profile.ameba.jp/godhandmamo/