院長の「JoJoブログ」

耳あて

2012-01-28 12:33:02投稿

今年の冬は、日本海側では大雪が続き、雪のない防府市でも、例年になく寒い日が多く、夏の暑いのもつらいが、真冬の寒さの中を走るのは、大変である。

冷え切った体で急に走ると故障しやすいので、走る前にはアップをするのが普通だ。そのときにウインドブレーカーなどを着ていると、体があったまってくるのはよいが、そのままの格好では、走りだすと暑い。みんなどういう対策をしているのだろうと、昨年の冬まで、屋外で寒いときに走ったことのない私は、いつも気になっていた。

しかし、ビギナー向けマラソンマニュアル的な本をいろいろ読んでみても、冬は少し肌寒いと感じる程度の服装で走りましょうというくらいのことしか書かれていない。まあ、子供じゃないんだから、自分がいいと思う方法を自分でためしてみつければいいのだ・・・

気温が下がると、手や耳などの抹消は、特に冷たい。手袋は必需品で、トップ選手でもほとんどつけているが、私は、耳が冷たくなるのに耐えられない。

試してみたのは、スキー用のニット帽。走っているうちにだんだん暑くなり、途中でぬぎすててしまった。これはボツ。

通販ショップでいろいろ検討し、購入したのは、フリースでできたイヤーウォーマー。ネックウォーマーは若者の必需品だが、似たような感じで頭の低い位置にかぶり、耳を隠す。確かに耳が隠れると暖かいが、走っているうちに髪が浮いてきて、とっても不細工。使ってみて、スポーツ刈りの男性向けだなあと気づいた。

そして、もうひとつ買ったのが、耳あてつきのボア素材でできたランニング用キャップ。冬もひさしがある方がいいかと思って入手したが、顔が長い私の頭の形には似合わないし、耳の位置にきちんと耳あてがあたってくれず、意味がない。

いつもならがら、無駄遣いをしたなあと後悔したが、ついにお気に入りを見つけてしまった。
”イヤーカバー”である。

普通耳あてといえば、左右の耳を一つで覆うもので、ヘッドホンのような形のものが多いが、これは、耳たぶ一つ一つにかぶせておくものだ。
東急ハンズでこれを見たとき、「これしかない!」 
走ったら外れるかもなあという不安と、サイズが2種類あって、自分の耳たぶが、標準より大きいのか小さいのか全然わからず、また無駄遣いかも・・・とは思ったが、とにかく買ってみた。

耳たぶにかぶせて、金属の囲みをひっくり返すと、すっぽり耳だけがおおわれる。しかも、これをつけて8㎞くらいジョギングしてみたけれど、外れることはなかった。暖かさからいうと、それほどではないが、耳たぶがつめた~くなることはないし、帽子のように、暑くなって蒸れることもない。
髪の毛に隠れるので、イヤーカバーをしていることは、見た目にはほとんどわからず、髪型が乱れることもない。

耳が冷たくて困っているみなさん、ぜひお試しあれ。
その前に、一度自分の耳の大きさを測っておくことをお忘れなく。