院長の「JoJoブログ」

電子書籍

2012-03-05 13:18:28投稿

たまにあいた時間があると、これといった目的もなく本屋に行くのが好きだ。
店に入ったら最後、スーパーで晩ごはんの材料を買うのと同じように、買い物籠に次々と本をいれる。本屋には、ショッピングカートがないのが不幸中の幸いで、籠を持って歩くのが重くなってつらくなってくると、今日はこの辺でやめとこうと思う。

買って帰った本を読むのはよいのだが、読み切ったあとの本の行き場に困る。
多くは、クリニックの三つの本棚のどこかに入れておく。開院当初は手持ちの本をずいぶん処分したあとだったので、結構空きもあったが、さすがに5年たつと、余裕がなくなってきた。雑誌はすぐに処分してしまうのだが、買うのはほとんど単行本。本なんて2回以上読むことはあまりないので、買わなきゃいいのにと思うのだが、なかなかこれがやめられない。

しか~し、そんな自分に強い味方が登場した。
今はやりの、電子書籍である。
1年くらい前から電子書籍には興味はあり、時々アプリケーションをいじってみていたが、まだまだ市場は小さく、検索してみても、読みたい本がほとんど見つからないので、つまらないなあと思い、今まで通り紙の本を買っていた。
けれど、先週、久々に、電子版マーケットをのぞいてみると、結構、話題作もあるし、本の数が増えてきているのがわかり、うれしくなって、いきなり一度に10冊くらい購入してしまった。

何冊か電子書籍を読んでみた私の感想。

メリット
1)本の場所がいらない(何と言ってもこれがいちばん)
2)画面が明るいので暗いところでも明かりなしで読める(寝る前や車の中で便利)
3)読んでいる最中に眠ってしまっても、自動的に終了し、次に開くと読んでいたところで始まってくれる
4)文字の大きさが変えられたり、レイアウトを変えられるので見やすい
5)いつでもどこでも購入してすぐその場で読める

デメリット
1)読める本が限られる
2)Webの状況でエラーが起こり、すぐに読めないことが多々ある
3)現在読んでいるところが全体のどのあたりかがすぐに把握できない
4)ぱらぱらとめくれないので、読みたい箇所にすぐに移動することができない
5)たち読み部分がアップしてあるが、最初の何ページかと目次だけで購入をきめなければならないし、立ち読みできない本も多い(これは、通販で紙の本を買うときも同じ)

電子書籍、今後もやめられそうにない。