院長の「JoJoブログ」

ジョグ効果

2012-11-01 17:57:48投稿

当院に来ていただく患者さんの多くが、健診目的なので、立場上、自分も、健診はまじめに受けるようにしている。
いわゆるメタボ健診も、年齢的には義務付けられているので、大体秋から冬に毎年採血をしている。

一昨年の健診後からジョギングをスタートし、昨年は、ジョギング歴1年の効果がどのくらいデータに影響するのかと楽しみにして健診の結果を待った。
期待通り、正常範囲内とはいえ、コレステロールは下がったし、心拍数、体脂肪率も低下。「がんばって走ってるから当然じゃん」とひとり満足していた。
ところが、今年は・・・
10月半ばに転倒して肋骨を損傷し、痛みがゼロにはならないので、まったく、走ってないし、筋トレなどもしてない。筋トレは部分的には十分できる状態だけど、精神的意欲がなく、17日間、まったく運動と呼べることをしない状態で健診を受けた。この1年半、2週間以上、運動をしなかったことは初めてだったので、ちょっと不安だったが、案の定、健診データは逆戻り。コレステロールと体脂肪率がもとにもどってしまった。
正常範囲内で上がったり下がったりしても、大したことはないのだが、どう考えても、ジョグの影響としか思えない。まあ、年齢もあるにはあると思うけど・・・
道行くジョガー、ランナーの姿を見かけることが多い最近、「ああ、この人もまた、海響マラソンにでるんだろうなあ」と、出場できなくなった自分が情けなくなり、ため息が出ることが多かった10月後半。

有酸素運動というのは、続けることに意味がある。(と、いつも患者さんには言っている)
有酸素運動の代表であるジョギングを続けることは、やっぱり効果テキメンなのだ。
レース出場を断念して、運動する意欲を失っていたけれど、もとはと言えば、健康のために走ることにしたんだから、レースとか、タイムとか気にせず、老化防止のためにまた運動をしなきゃと、健診データをみながら思い直した11月初日である。