院長の「JoJoブログ」

地獄好き

2013-03-03 18:31:33投稿

雛祭りの今日、美祢秋吉台高原マラソン、ハーフマラソンの部に初めて参加した。
この大会、昨年も、一昨年も、雨だったそうだけど、今日は、絶好のマラソン日和。晴れ時々曇りで気温も低め。う~ん、今のところ、私が参加したマラソン大会で雨はないのだ。これも、日ごろの行いか・・・

天候は、その年によりいろいろだけど、かわらないのは、「地獄のアップダウンコース」。坂道フェチにはたまらない大会といわれている。
秋吉台のカルスト台地をかけぬけるコース設定は、21.0975kmの真ん中で折り返し。折り返し前後の8~12㎞地点のあたりは、ほぼフラットだけど、あとは、アップとダウンしかない。坂道練習も少しはしているし、覚悟はしていたけれど、地獄のコースはやっぱり地獄だった。
スタート直後から上り。まあ、初めは、こんなもんかと走っていると、少し息が切れたくらいで、下りがやってきて、まずまず。しか~し、6kmすぎたくらいから、やたらと急こう配の下りが続くので、「これって、帰りは上りだよね・・・」と、ちょっと心配に。下りで飛ばして足に来てはいけないと思いつつ、ある程度下りで時間を稼いでおいたほうがいいのかと考えているうち、平地になった。折り返し地点のタイムは目標より15秒速かったので、このまま同じペースで後半最後まで行ければ、何とかなるかと思ったけれど、そうは問屋が・・・
12㎞地点の給水から、「よしっ、ここからが勝負だな」と気合をいれたものの、やはり上りは上り。前を行く人たちの中にも、歩いている人が結構いて、「タイムなんてどうでもいい。とにかく、絶対に歩かないぞ!!」とそれだけを心に決めて、なんとか乗り切った。
18㎞以降は、ランニング仲間が沿道で応援してくれてたり、カメラマンがやたらといたりして、元気をもらった。日ごろ、応援されることなんてなかなかないので、本当に応援というのは勇気をもらえるもんなんだなあと走りながら感動。きつい上りももうなかったので、あとで、GPS時計の記録を見ると、18kmから21kmまでのラップタイムはどんどん速くなっていて、スパートと呼べる速さではないけれど、いわゆる失速することなく、ゴールできた。

記録証をうけとりにいくと、目標タイムを32秒オーバーしていて、ハーフ女子40歳代の部、13位。
13位ってすごいじゃん。と思って、参加者名簿をみてみると、私の部門のエントリーは24人。
地獄が好きなおばさんはそんなにいるわけはないのよね。