院長の「JoJoブログ」

世界卓球

2013-05-20 13:34:04投稿

やっと睡眠不足から解放されそうだ。
先週から世界卓球パリ大会が行われ、連日の熱戦を夜中に見なくてはならなかった。

かつて自分も卓球をしていたこと、今は家族が卓球をしていること、よく知った選手が出場していることなどなど、単に卓球ファンというだけなのだが、毎日、ITTF(国際卓球連盟)のホームページを気にしながら過ごしていた1週間。
そのホームページには、Live Scoringというのがあって、スコアが数分おきに出る。ネット中継もあるけれど、2台分しか放映されない。一方、スコアは全試合、リアルタイムで出るから、数字を見ているだけで、ドキドキもんだ。
数字だけみていてドキドキするというのも、なかなかないことだが、やはりスコアだけを眺めるよりも、試合を見るほうが、もっとドキドキ。

結果を知ってみるのはつまらないから、昨日と一昨日は、ホームページで結果をみないで、松平健太選手の試合をテレビで見た。
ベスト8決定の、サムソノフ(ベラルーシの英雄といわれている)戦は、フルゲームにもつれる大熱戦で、夜遅くにテレビの前で大きな声を出して応援。そして、昨日のメダル決定戦は、負けてしまったけれど、内容はすごかった。世界ランキング1位のサウスポー、許選手の横回転ドライブを、魔法のように次から次へとブロックして、揺さぶり続けるラリーは、今までにみたこともないようなレベルだった。本当に健太選手のブロックは天才的で、おそらく、世界1だ。
06年のエジプトで行われた世界ジュニア選手権で優勝した時に比べると、筋骨たくましくなって、本当にすごい選手になったんだなあと思う。

世間では、圧倒的に女子選手のほうが有名で、男子は今まで卓球に興味のない人には、ほとんど知られていなかったと思うけど、おそらく、今回の試合で、健太選手のことを知った人もいるだろうし、かなり、彼の名前が世にでた感じのパリ大会だった。クリニックにも、自宅にもかざってある、彼のサインの価値がずいぶんあがったぞと、意味のないことを喜ぶファンの私・・・
4年前の横浜大会のときには、実際に試合を見に行って、それこそ、大興奮だったけれど、来年の東京大会も、当然、見に行かなくてはならないと決めた1週間だった。