院長の「JoJoブログ」

初夏を走る

2013-06-07 22:27:58投稿

梅雨の晴れ間が続く中、かなり久しぶりに昼間の一般道を走った。

最近は、維新公園のジョギングコースとジムのトレッドミルを走るのが中心で、なかなか一般道を走る時間がとれない。なんせ、普通の道路を走るのは、暗くない、暑くない、雨が降らないときと決めているので、そうそう走れるわけがない。当たり前か・・・
本気のランナーは、どんな天候だろうが、気温だろうがおかまいなく走るんだろうけど、私は、そこまでランニングに打ち込めるほど、体力ないし、一応、趣味よりも仕事の方が優先なので、走りたくても、時間が取れないことも多い。

と、言い訳ばかりだが、久々にロードを走ると新鮮な気分。

住んでいる防府市は、まあ、山口県内では普通の街だけど、クリニックから1kmも西にむかうと、田んぼや畑ばかりで、ドのつく田舎。ラッシュでまともに走れない皇居ランナーたちを走らせてあげたいほど、道はととのっていて広く、ほとんど車も人も通らないので、一応、信号はあるけど、ないに等しい。
初夏の今時分は、ほぼ田植えも終わり、景色は、おおかた緑一色。走るには最高の環境だけど、建物が、ポツリポツリとしかないので、影がないのが難点。やはり、昼間に走るのは、暑い。
それでも、曇っていて、それほど太陽がまぶしくない午前中に、10km走ることにして、いざ出陣。
しか~し、難題はもうひとつあった。
田舎道とはいえ、きちんとした道路で、舗道もちゃんとあるのだけど、この時期、舗道の両サイドから、丈のある雑草がかなりうっそうと生い茂っていたのだ。
アスファルトの上を走っているにもかかわらず、トレイルランのごとく、両サイドの草が、行く手を阻む。草にさわらずに進むのは難しく、仕方なく、スピードをあげて駆け抜けると、黒い物体が飛んでくる。どうやら、カミキリ虫らしい。
その物体と顔面衝突して、「ギョエー」と叫んでみても、あわれんでくれる人影もなく、ただひとり、走りすすんで逃げ出すのみ。その後も、蚊なんだが蛾なんだかわからない、小さな飛行物体に次々と衝突。

草ぼうぼうの舗道、トータルでは1㎞くらいだったと思うけど、私としては、よいスピード練習になった。
初夏の田舎道のランニング、おススメです。