院長の「JoJoブログ」

ラン友

2013-08-22 22:03:31投稿

今年の夏は、異常に暑く(熱いといったほうがいいかも)、雨も少ない。
おそらくそのせいだと自分では思っていたけれど、最近、ランニングをしても、まったくスピードが出せない。
まあ、私のランニングのレベルはジョギングに毛が生えた程度の速さなので、スピードと呼べるほどではないのだけれど、自分の中では、この夏に、何とか走りこんで、ジョギングレベルを卒業し、秋のレースで、自己ベストを更新するつもりだった。
しか~し、世の中、そう甘くはない。
というよりも、まだまだ自分の走力はビギナーから脱したとはいえず、やっぱそう簡単には、速く走れるようにはならないのが、現実・・・もともとも体力のなさを考えれば、よしとしなければ・・・

久しぶりに維新公園のジョギングコースを「こんなに遅くちゃあなあ・・・でも、スピード出すのしんどいなあ」と時計でスピードを確認する気にもなれず、ぼちぼち走っていると、後ろから、ランニング仲間に声をかけられた。
後ろからということは、周回コースなので、少なくとも私より速く走っているわけで、あいさつだけして、すぐに追い越されていくものと思っていた。
ところが、適当に世間話をしながら並んで走っていると、いつの間にか、彼のペースについて行っている。おそらく、彼にとってはものすごく遅いペースだと思うので、「遠慮しないで、先に行ってくださいね」と言ったものの、「小笠さん、結構、このペース速いですよ。しゃべりながら走ってこのくらいなら、すごいじゃないですか」と、うまく引っ張ってくださる。実際、一人で走っていた時より、キロ当たり1分以上速いペースになっていたし、しかも、なんとかしゃべることもできていることにびっくり。少なくとも、夏休みシーズンに入ってからは、ここまで速く走ったことはなかったし、一人では走れなかった。
たった3㎞だけの、並走だったけれど、私にとっては、スピード練習になり、失いかけていたランニングへの意欲をまた少しもどしてもらうこともできた。
基本的に、ランニングは一人でするものだけど、しゃべりながら、一緒に走れるラン友の存在って、やっぱすごいなあと実感できる時間だった。