院長の「JoJoブログ」

30km走

2013-10-07 19:13:37投稿

フルマラソンのレースに出るには、その3週間前までに30kmをゆっくりでいいから一度走っておくことというのが、市民ランナーの常識となっている。
大体の市民ランナーむけの雑誌やマニュアル本にも書いてあるし、目標タイムが速いほどそれは必要になってくるといわれている。
ただ、単に完走をめざすだけならハーフまでの距離で十分という人も多いし、自分としてはその中間、25km位を走っておいた方がいいかなあと思っていた。
でも、やっぱり30kmを走るのは、今日しかないと、日曜日にいざ出陣!! してみたものの・・・

まずは朝から10月としては異常といえる高気温。陽射しが照ると完全に夏。
すでに天候からいって、30km完走は怪しい。
予定していた、セミナーパークの3km周回コースを10周するというのは、一人で走るとまず途中で断念することが予想されたので、周回コースはやめ。
で、直線の国道を走ることに。15㎞とにかく走ってしまえば、あとは帰ってくるしかないので、途中でやめることができない。

朝10時ごろスタートしてひたすら国道を走る。いろいろ考えながら、7km地点のコンビニで、トイレと飲み物ゲットをすることに決めて、走っているうち、意外に調子が上がってきて、手元のGPS時計では、予定以上のスピードが出ていた。「よ~しこれなら行けるかも。」と突き進み、コンビニが近づいたけど、休みをとりたい感じがなかったので、そのまま、突っ走る。9kmくらい過ぎた地点で、信号にひっかかり立ち止まる。そして、水分補給。いざ、また走り出そうとすると、今までのスピードがウソだったと思うくらい、脚が突然重くなった。

結局、そこからはキロ当たり1分以上ペースダウン。今まで、一人で練習で走った中で、一番つらいものとなった。途中、何度も歩こうかと思いながらも、11kmでおりかえし、かろうじて、走ることだけは最後まであきらめず、自宅にもどった。そして、完全にグロッキー。
こんなにつらい練習ははじめてだったので、今後、フルマラソンなんてとても走れそうにないと、落ち込む一日・・・・

何のために走るのか、楽しまなきゃ意味ないし、もっとゆっくりマイペースでいけばいいじゃん、健康のために走ってるんだから・・・と次の日になって少し気を取り直している。はたして、フルマラソンを走るって、健康のためなのか、体をいじめるためなのか、わかんなくなってきた気もするけど・・・