院長の「JoJoブログ」

気持ちを新たに

2014-04-11 19:21:52投稿

2カ月あまりブログを休んでいたので、また気持ちをあらたに再開しようと思う。

4月というのは、日本では、スタートの季節。新入生、新入社員とフレッシュな顔ぶれが社会には目立ち、子供たちは、学年が一つ上がって、クラス替えもあって、やはりフレッシュな気分になるのだと思う。
私個人のことで言えば、4月生まれなので、4月になるとまたひとつ歳をとることになる。そして、私の誕生日にあわせて開院したクリニックももうすぐ7歳の誕生日を迎える。

まだまだ新米開業医のつもりでいたが、7年と言えばそれなりに経験はしたことになる。開業するまでの17年間、勤務医として9回転勤をしたので、あまり長く務めた病院はなく、最高で5年だった。そのことを考えると、結構長くやってきたんだなあと、少し感慨にひたってしまったりする。
そして、広島生まれの広島育ちで、現在の自宅に住むまで、人生で17回転居しているのだが、なんと今の家はすでに12年も住んでいて、これまた一番長く住んでることになってしまった。

同じ場所で、同じ仕事を繰り返す毎日が続くとどうしてもマンネリ、慣れあいになってしまうのがよくない。医学の進歩は日進月歩だし、医療器械は次から次へと新しいものがでてくる。つい先日、ウインドウズXPのサポートが切られて、マスコミをさわがせていたが、とにかく、器械だけは新しくしないと、世の流れにもついていけないので、高額の器械をまた買わなくてはいけない。
クリニックの待合室や診察室にBGMを毎日流しているのだが、先日、患者さんから、「今日は音楽がないですね」と声をかけられた。患者さんは多分、それなりに音楽を楽しんでくださってたに違いないが、毎日朝から晩まで聞いているスタッフは、音楽がないことにも気づいていなかった。「今日は何が流れているのかな」なんて全く思っていないので、流れていなくても気づかないというこの日常。イケナイ、イケナイ・・・

ブログの再開をはじめ、仕事も何でも初心わするるべからずで、フレッシュな気分でまた頑張らねばと思う、新学期のスタートである。