院長の「JoJoブログ」

祝1000㎞

2014-09-27 09:41:41投稿

ランニングをそれなりにやっている人は、大体、月間走行距離というのを、練習の目安にしていることが多い。私も、一時期はかなりこまめに練習記録をつけて、月100~150㎞くらいは走るというのを、ノルマとしていた。
ただ、ランナーと呼ばれる人々は、普通月200㎞くらい走っているし、300㎞以上走っている知り合いも結構いるので、100㎞走ったくらいでは、逆に、「どうせ、私は100㎞くらいしか走ってないし・・・」とひがみっぽくなってしまうこともあった。
ところが、1年くらい前に、吉岡利貢氏の、「毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!」という著書にふれてからは、いわゆる走行距離神話というものにとらわれるのは、逆に故障を引き起こしやすくなるし、距離を稼ごうとするあまり、楽なスピードでしか走らなくなると、レベルアップはのぞめないという意見が正しいと思うようになり、走行距離はほとんど気にしなくなった。
その昔、野口みずき選手が、「走った距離は裏切らない」という名言を残したことも、日本人の走行距離神話が根強いことの原因といわれているけど、今月はあと何km走らないと!と月末に無理に距離をかせいでいる話は、本当に無意味なことだと思ってしまう。
まあ、私の走行距離が短くなった言い訳としては、GPS時計が壊れて距離が測れなくなったことなど、他にもいろいろあるけれど、最も大きな理由は、昨年末に、ロードバイクを買ったことだ。
吉岡氏は、自転車でのクロストレーニングを推奨している一人で、楽しく自転車をこぐことが、ランニングの走力アップにつながるという意見。なんといっても、自転車は、着地の衝撃がないので、故障が少ない。膝や、足の裏が痛いときでも、自転車なら結構長距離を走れるのがうれしい。

ロードバイクを買ったとき、自転車ショップの人にも、知り合いにもメーターをつけることをすすめられたので、マイバイクには、磁石をセンサーにした、サイクルコンピューターがついている。これが、結構多機能で、時速、走行距離、回転数、心拍数、時刻などが表示され、今ではサイクリングになくてはならない存在。
そうはいっても、主に時速と時刻を見るだけのことが多かったが、先日、ボタンを操作して、表示画面をかえてみると、なんと、総走行距離が、ちょうど、1000kmになっていた。
夏の間、雨ばかりでほとんど走っていなかったし、週に2回以上走ることなんかないけど、なんやかんやで、私も自転車で1000km走ったんだなあとちょっと感激。
購入してから、9か月で、たった1000km?と言われそうではあるが、自転車も、走行距離にこだわらず、楽しくいかないとね。