院長の「JoJoブログ」

千切峠

2015-02-11 19:16:04投稿

もともと、ランニングで速くなるためのトレーニングとして、ロードバイクをはじめた私だが、近頃、足の裏の痛みが続いているせいで、ランニングからは遠ざかっており、もっぱら運動といえば自転車になっている。
ロードバイクで一般道を走るときには、なんといっても、信号がなく、路面がなめらかなのが一番だが、防府市と山口市を結ぶ県道21号線は、その条件にぴったり。しかも、アップダウンがあるので、トレーニングには最適。

というわけで、建国記念日の今日も、県道21号線へサイクリングに出かけた。国道2号線から北へ向かう県道に入ると、信号がなく、路肩も広めで走りやすい。

我が家から15㎞位に位置する、防府市と山口市の市境にあたる千切峠と呼ばれるところは、山口から防府にむかうときは、緩やかに上る感じで、私にとっても余裕があるのだが、防府から山口に向かう上り坂は、勾配がけっこうきつく、峠の頂点にたどり着くころには、いつも息絶え絶えとなる。
ヒルクライムレースなどに参加するような上級ライダーにとっては、大した坂ではないだろうとは思うのだが、ビギナーの私にとっては、いつも目標を掲げて、トライする坂となっている。
1年くらい前にその坂を初めて上った時にはギアチェンジもうまくできず、峠の手前で力尽きて漕げなくなり、自転車を降りた。2回目は、とにかく、降りないことを目標にして、なんとか頑張ったが、最後は、まっすぐ進めず、歩いたほうが早い状態。
その後、何度この坂を上ったか定かでないけど(たぶん今日が10回目くらい)、もっとも軽いギアを最後まで残すこと、時速10㎞を切らないことを目標にして、いつも挑んでいる。

1年前より脚力がついたような気はしないけど、ロードバイクを漕ぐ姿勢やバランスは、それなりに良くなっているつもり。何故なら、初めは片手を放したり、ギアを替えたりするだけで、こけそうになり、走りながら飲み物を飲むなんて、神業と思っていたが、最近は、走りながらボトルホルダーからペットボトルを取り出し、ふたも開けて、スポーツドリンクを飲むなんてこともできるようになっているからだ。
なので、千切峠を時速10km以上で走るなんて、簡単にできるようになると思っていたのだが・・・

NHK BSの自転車番組、「チャリダー」でよく言っている”大人の走り”ができているとは思えないが、身体を左右に揺らさず、ペダルは母指球で踏むという基本姿勢を意識して、とにかく、まっすぐ坂を上っていく。ギアは坂の手前で、いったん重くし、最後まで、使い切らないように少しずつ、坂の途中で軽くしていく。
峠は、目の前と思っても、だんだん、ペダルは重くなり、漕いでも漕いでも進まなくなってくる・・・
サイクルコンピューターの表示が、時速12km、11km、だんだん下がって、息も切れてくる。頂上の手前で、ついに、9.7km。
結局、今日も、時速10㎞以上を保てず(*_*)

くそ~
そのうち千切峠を颯爽とのぼってみせるぞ!