院長の「JoJoブログ」

ツールド山口湾

2015-05-17 18:34:04投稿

晴れた5月の空のもとに開催された「ツール・ド・山口湾2015」に参加した。

昨年から始まったこの大会は、山口市南部を自転車で走るサイクリング大会。レースではないので、タイム計測はなく、制限時間内にもどってくればいいという、初心者でも参加出来る設定が売りだ。近場での開催ということもあり、自転車の大会に人生初のエントリー。
コースは3種類で、ショートコース28km、ミドルコース44km、ロングコース97km。
7時間以内に帰ってくればいいので、なんとかなるだろうと思い、ロングコースに挑戦することに。ロードバイク歴1年半で、過去1日に走った最長距離が70kmという自分には、ちと無理かもしれないとは思ったけど、大会でもないと、なかなか走れない距離なので、楽しみにしていた。

山口きらら博記念公園を、9時20分ごろにスタートし、ゆっくりひっぱってくれるという仲間の背中に、ひたすらついて行った。途中、6か所にエイドステーションが設けられており、そこにたどり着くたび、通過チェックをうけ、飲み物、食べ物をいただく。前半は、10km、24kmとすぐにエイドに着き、スピードもゆっくりだったが、山口市の北部にはいり、最大の難所ののぼり坂、エイドまでほとんど信号なしの秋吉台サイクリングロード、ゆっくり走っているはずの背中がだんだん遠くなりつつも、必死でくらいついて、なんとか、63㎞地点で、昼食。少し、ストレッチやマッサージをして、仕切り直し、未知の距離に突入。次第に大腿部の張りがでて、ペダルを漕ぐ動きが怪しくなりつつも、スタートから約5時間半で、楽しく完走することができた。
田舎道ばかりで、8割くらいは、通ったことのある道だったけれど、初めて見る美濃が浜の海岸や、麦畑の景色など、天気がよくて、気分爽快。エイドでは地元特産、椹野川のアユの塩焼き、名田島手作り豆腐、秋穂で養殖されたクルマエビの味噌漬けなど、ボランティアの方々に作っていただいたものを堪能させてもらい、感謝感謝。

97km走ったとはいえ、フルマラソンに比べれば、とっても元気にゴールできた。
タイム計測がないのもストレスなくていいし、恐れていたほどお尻の痛みもなかったので、また機会があれば参加したいなと思う。