院長の「JoJoブログ」

泊り客

2015-09-03 11:38:57投稿

2週続けて、週末に複数の泊り客を迎えることになった我が家。

15年前に、今の自宅を建てることになった時、2年間のアメリカ生活を経験したあとだったので、庭には芝を植えてバーベキューテラスを作りたい、いつでも誰かが泊まりにきてもいいようにしたいetc etc… 今考えれば、およそ日本の生活では、ほぼ不要なものを色々盛り込めるように設計を頼んだ。
もちろん、すべてがかなうわけはなく、妥協するとこは妥協して建てたわけだけれど、一応、狭いながらも「客間」と呼べる普段使わない部屋がある我が家。

初めのうちは、親戚を中心として、新居の披露も兼ねた泊り客がちょこちょこ来ていたけれど、そのうち、そんなこともなくなり、生活に追われるうち、その「客間」は、100%「物置」へと化していった"(-""-)"

今回、久々に、泊り客がやってくることになり、その「物置」は本来の姿にもどるべく、この家の住人が最も苦手な”片付け””掃除”に取り組むことにあいなったわけである。
実際には、部屋の床を埋め尽くしている、いるのかいらないのかわからない物品たちは、別の部屋に転居したに過ぎないが、なんとなく、「物置」から「部屋」のようにはなった(^◇^)
最後に開けたのがいつなのかもわからない窓をあけて、風を通し、カーテンも洗ったりしてみる。掃除機をかけると普段使っていないので、フローリングに敷いたカーペットは、ほかのどの部屋のカーペットより新しくてきれいじゃん(^^♪
見違えるようになった部屋全体を見回し、ちょっとうれしくなったのもつかの間、よく見ると、窓枠は真っ黒、棚に飾られたものも、ちょっと触れるだけで、綿ぼこりが舞う。
「これ、全部拭かなきゃ・・・」
化学雑巾や、ウエットティッシュなど、本当の物置に積んであった使い捨ての掃除用品を取り出し、あちこちを拭き始めた私。
やっと、「客間」の体裁が整い、一息ついたところで、泊り客が必ず使うであろう、トイレ、風呂、洗面所、廊下、階段と、”点検”してみる…
毎日見ているはずなんだけど、よく見ると、どこもかしこもよくもまあこれだけほこりかぶっていることよ。
特に、幅1cmもないような、例えば、コンセントの差込口の上の部分だとか、床から5cm程度の桟の上とか、階段にかけてある絵画の上とかは、まさに埃の絶好の住み家。
拭くたびに、真っ黒になり、どんどんと使用済みウエットティッシュの山が高くなっていく。
「どんだけ、我が家って汚いん?ハウスダストのアレルギーの人だったら、アナフィラキシーショックですでに息絶えてるよねぇ…」

最近、ランニングをさぼりがちで、運動量がかなり落ちていると思っていたけれど、普段使ったことのない筋肉を酷使して、カロリーを消費したせいか、数日で、体重と体脂肪率が若干減って喜んでいる自分。

泊り客さまさまである。