院長の「JoJoブログ」

生涯スポーツ

2015-09-07 23:00:21投稿

雨の日曜日、維新百年記念公園の体育館で、山口市民卓球大会が行われていた。
そこを訪れた目的は、別のことだったけれど、たまたま、知人を見かけ、その大会をのぞいてみることになった。

私個人的には、中学校の1年半と、大学の6年間、低レベルながらも卓球部に所属していたので、卓球ができないわけではない。研修医時代は、医師卓球大会にでたり、山口県の職員だった時には、県職員球技大会の卓球部門に出て、試合をしたこともある。だけど、要するに技術が足りないので、自らが頭の中でイメージしているようなプレイはまるでできず、ここぞというときには、負けてしまうので、何だが楽しいものではなかった。もちろん、練習せず、試合に出て、勝てるわけないし、卓球というより、運動と呼べることをまるでしていなかったので、脚が動かないのも当然。
そんなこんなで、最後にラケットを握ってから7年くらいたつ。
ランニングを始めたのも、卓球と違って、一人でいつでもできるし、少しでも速かったり、長く走れたりすると、この年でも上達したように感じることができるので、楽しみにもなってきた。

だけど、今回、市民卓球大会をみて、すごく、うらやましくなった。
とにかく、プレイしている人、皆が、楽しそうなのだ。
山口市の地区対抗戦で、地区ごとにチームを組んでの、団体戦。年齢や、性別を合わせて、対戦していくみたいだけど、決してレベルは高くない。なのに、おじさん、おばさん、(おじいさん、おばあさんのほうが多いと思われる)たちが、ユニフォームをそろえて、頑張っているのが、ほのぼのとしていて、見ている自分も笑顔になれた。
もちろん、この日のために、みんな練習はしているんだろうけど、勝っても、負けても、楽しそうなのは、スポーツの持つ力なんだろうか・・・

市民スポーツ、生涯スポーツとして、卓球っていいもんだな。
球技でもバスケやバレーを70歳、80歳でするにはちと厳しいだろうし、メンバーの数が必要な競技はあまり年寄り向きでない。テニスもよさそうだけど、屋外のスポーツは、季節や天候に左右される。
最近は、ロードバイクを健康のためのスポーツとして続けていこうと思っている自分だけど、またラケットを持ってみようかなとちょっと考えたりしている・・・