院長の「JoJoブログ」

2016-05-06 18:26:51投稿

多くの人にとっては、昨日でおわりの大型連休。
毎年、ゴールデンウイークはあまり遠出をすることのない私だが、今年もあまり大した用事はなく、ちょっと淋しいので、何か有意義な休みにしたいと思っていた。

まずは、5月2日の夕方から丸2日間かけて行われる、萩往還マラニック大会。
250kmの部は48時間、140㎞の部は24時間、70㎞の部は12時間の制限時間で、山口から萩方面の山の中を走る非常識なレース。
フルマラソン以上の距離を走るなんぞ、一般人には無縁というか、「何が悲しくて、真夜中に寝ずに山道走るの?」って感じるのが普通だが、この過酷なレースに知人が何人も参加していた。私自身、ランニング仲間として、せめて、我が家のすぐ近くを通り過ぎる、140㎞コースの人々を応援しようと、雨があがった3日の夜に、2年前と同様に、私設エイドを開設した。夜8時から11時までの3時間、おもに飲み物とフルーツを提供して、約400人のランナーを応援。徹夜で走り続ける前の景気づけにはなってくれたかなと思う。

私が、「萩往還」をランナーとして走ることはこの先もないと思うけれど、毎年連休中に開催されている「萩焼祭り」には行ったことがない。5年連続で、「萩城下町マラソン」を走っているとはいえ、萩の町をゆっくり見たことはないので、雨も風もおちついた5日に、萩に出かけることにした。
萩焼の窯元ごとにブースを出して、食器や花器などを販売しているこのお祭り。見ていると、何でもほしくなってしまい、1輪挿し、箸置き、マグカップ、急須、置物など全部で9品ゲット。会場では、萩の名産、夏みかんシャーベットを食べ、帰ろうかと思ったけれど、せっかくだからと、世界遺産も見て帰ることに。

おそらく世界遺産に認定されなければ、一生みることもなかっただろうと思われる、萩反射炉と、恵美須ケ鼻の造船所跡に車を走らせ、一応見学。
見に行ったことのある人にはわかると思うが、ま、2度と行くことはないでしょうというのが率直な感想。やっぱりメインは松下村塾だよなぁ。

ということで、萩三昧の今年のゴールデンウイーク。
萩に住んだことはないけれど、毎年ハーフマラソンに参加して、少し萩に親しみがある自分は、人口減少すすむ山口県民として、観光地「萩」に、どんどん人がきてくれることを願わずにはいられない。