院長の「JoJoブログ」

広島城

2017-04-16 20:24:19投稿

 日本産科婦人科学会が私の知る限りでは初めて広島で開催されたので、参加してきた。
日本中の産婦人科医が集うこの学会、規模が大きいので、なかなか地方都市では会場の確保が難しく、今回は、ホテルと体育館の両方を借りて行われた。
道一つ隔てた、ホテルと体育館を行ったり来たりせねばならず、とても不便なため、参加者に文句を言われるのを見越してか、体育館に向かう広場の途中に、もみじ饅頭とお好み焼きを焼いているブースが出ていた。どちらも焼き立てをその場でもらえるとあって、多くのドクターが列に並び、広島の名物を堪能していた。
私自身は、広島人なので、特に物珍しくはなかったが、とりあえず、もみじ饅頭2個とお茶はゲットした。
学会に何しに行ったのといわれそうだが、まあ、それはそれ。聞きたい演題は、チェックして、勉強はできたと思う。

そして、出張恒例の早朝ジョギング。
今回は、勝手知ったる広島基町。私の父方の祖父母の実家が基町だったため、ものごごろ着いた時から、基町、紙屋町といった、広島市の中心部は、庭みたいなものだった。
そして、中学2年のとき、自宅が郊外に引っ越すまでは、ほぼ初詣は毎年広島城のお堀の外にある護国神社。
けれど、護国神社に最後にお参りしたのがいつだったのか記憶はなく、35年くらいはたっているのかもしれないと思い、今回は、学会会場のお隣のエリア、祖父母宅から歩いて5分くらいだった広島城周辺を走ることにした。
学会の開かれている体育館は、現在グリーンアリーナとよばれる立派な施設で、私がよく通っていたころの県立体育館とは、全く違うものになっているが、さすがに、神社やお城は変わっていないだろうと古い記憶をたどりつつ、お堀の内側に入っていった。
朝6時だというのに、散歩やジョギングをしている人が、ちらほら。参道は、きれいに掃除され、7~8割は散ってしまった桜の木たちが迎えてくれた。幼い頃、初詣に出かけた時は、人が多くて、参道に入って、神社の境内まで行くのに、相当並んで時間がかかったような記憶があったが、ジョギングで訪れてみると、入り口から境内までがあまりに近いのにびっくり。こんなに小さな神社だったっけ?
案内図をみると、天守閣は端にあるように配置してあり、これも、自分の記憶とは違う感じ。
懐かしいというよりも、記憶と違いすぎて、初めての場所に来た感覚。
広島に帰って来ても、もう、祖父母はいないし、お城を見に来ることなんかなかったけれど、何十年かぶりに目の前にみた広島城は、思った以上に小さいものだった。お堀の外を1周するのもあっという間。走りたりないので、結局3周くらいぐるぐるしてしまった。
いつかまた、お堀の内側に入ってみるのは何年後になるかわからないけれど、ずっと同じままであってほしいとは思う。