院長の「JoJoブログ」

競争

2017-10-10 18:32:44投稿

久しぶりにロードバイクに乗った。

ロードバイクを購入してから、3年くらいたつけれど、今回ほど、乗らない時間が長かったのはないというくらい久しぶり。
まずは、タイヤの空気入れからスタート。
ロードバイクの空気入れは、仏式バルブで、圧メーターを見ながら決められた範囲内までパンパンにするのだが、久しぶりすぎて、かなり圧が下がっていたので、空気を入れただけて、汗ダラダラ。
乗る前から疲れてしまって、少し走る気力がダウンしたけれど、今日は乗るぞときめたのだからと、ヘルメットをかぶる。

どこを走るかについては、防府と山口の市境の峠を越えるいわゆるマイコース。
30km程度を1時間半くらいかけて走ってきた。
坂を走るのも久しぶりで、時速10㎞以上をたもったまま上りきれなかったものの、やっぱり自転車は気持ちいいなあと、帰路の平地になって、ちんたら漕いでいた。

100m位先に、中学生か高校生くらいの男の子が部活帰りのような感じで、自転車に乗っているのが見えたので、とりあえず、少しだけスピードを上げて抜かした。
通学用の一般的な自転車なので、ロードバイクとしては、抜かすのは当然で、私としては普通にその後も走っていたつもりだったのだが、どうやら、数メートル後ろから、彼がついてきている気配を察知。「えっ。なんでおっかけってくんの?」と思いつつ、少しスピードをあげる。
後ろを振り返ることはしなかったが、自転車をこぐ音が全く遠ざからない。普通の自転車で、このスピード(時速28㎞くらいかな?)についてくるってすごくない?と思いつつ、追いかけられるのもいやなので、ひたすら前に進んだ。
おそらくその状態で2kmは進んだと思うけれど、交差点になったので、さすがに停止。
そのとき、やはりすぐ後ろにその子がいたので、ちょっと嫌な気分。

私自身、競争する気なんかさらさらないし、その後は、彼が前に行ったので、また、普通に走っていた。彼としては、すでに私をぬかしてしまったので安心したのか、スピードかをなり落としたようだった。すると、必然的にまた、私が追いつくことになってしまい、抜かしたところ、また後ろから追いかけられる羽目になった。
追いかけられると逃げたくなるのが心情で、またスピードを上げると、またまた自転車の音が後ろにぴたっとついてくる。
あの自転車でこのスピードはすごいと、関心はするけれど、さずがにオバサンとしては、10代男子と競争するなんて、なんて馬鹿げたことと思ってしまい、逃げるのはやめた。

急にスピードを緩めたため、彼は驚いたようだったけれど、とにかく、先に行ってもらうことにした。

もちろん、一言も言葉を交わしたわけでもなく、その後どこに行ったのかもわからないけれど、結局、5kmくらいは、一緒に走っていたことになる。

久しぶりのロードバイク。ママチャリと競争する羽目になるなんて・・・