院長の「JoJoブログ」

防府読売マラソン

2017-12-18 22:30:49投稿

 昨日、防府読売マラソンが開催された。

昨年は、用事があって、防府におらず、応援できなかったけれど、今年は、例年通り、クリニックのすぐそばの旧国道に応援グッズを手に繰り出した。

今年は、数日前から、天気予報が、「日曜日は寒い!雪が降る!」と繰り返していたので、寒さ対策が基本。まず、年に1回くらいしか着ない、アメリカ製の必殺防寒着を取り出した。この防寒着、いわゆるダウンジャケットではあるんだけれど、どんだけ綿が入ってんの?というくらいの厚みで、重たさも結構ある。カナダでの売れ行きがいいとのことで、西日本ではまずこんなものは売ってないよなという代物。ジャケットについていた商品説明には、氷点下20度の環境でもOKとあったと思う。なんせ、10年くらい前にアメリカメーカーの通販で買ったもので、めったに着る機会がなく、押し入れの肥やしになってはいるけれど、こういうときには役立つのだ。
着ぶくれジャケットの下も、ヒートテックの重ね着に、裏起毛の毛布生地のズボン。耳当て、マフラー、手袋は当然。これまた、アメリカ製の、スノーブーツで頭の先から足の先まで完璧防寒コーディネート。

今年は、ランニング仲間が10人くらいは走るし、川内選手と一色選手のデッドヒートが予想されていたので、楽しみに沿道にでた。
24㎞付近。先導車に引き続いて、先頭集団がやってくる。まだ、ペースメーカーが㌔3分6秒で走っており、順調な感じ。

先頭集団のあと、自分たちの仲間がやってくるまでは、かなり開きがあると思われるため、持ってきた熱いコーヒーをすすりながら過ごす。
そのうち、だんだんランナーの数が増えてきて、今度は知り合いを見逃すまいと、眼を凝らさなければならなくなる。サングラスをかけていたり、帽子をかぶっていたりすると、よく知った顔でも、見逃してしまうのはいつものこと。一緒に応援していた応援仲間とも、タイムを見ながら、このくらいに誰が来そうだと予想しながら、ランナーに声をかけていった。
折り返し地点を過ぎて、速いランナーと遅いランナーがすれ違うようになってくるころから、寒さが厳しくなってきた。着ぶくれ防寒着の中はさすがに大丈夫だったけれど、それでも脚は冷えてくる。そろそろ、あったかいところが恋しくなってきたなあと思っていたとき、パラリンピック銀メダリストの道下選手がやってきた。結構、いいペースで走っていたのがわかったので、「道下さあん、がんばってー、ナイスラン!」と声をかけると、こちらに手を振ってくださった。

結局、最後は川内選手の独走でおわったとのことで、レースとしては、面白みがなかったのかもしれないけれど、なんといっても、道下さんの世界新記録が誕生したので、いい大会だったと思う。
40歳で記録更新できる、彼女のがんばりには、頭が下がる。せっかく、声をかけさせてもらったので、彼女のパワーを少しでもいただいて、自分のはげみにできたらなと思う。

道下さん、世界新記録達成、本当におめでとうございます!