院長の「JoJoブログ」

初日の出

2018-01-01 19:07:33投稿

 あけましておめでとうございます

平成30年がいよいよスタート。
今年の正月は、あまりとりたてた用事もなく、寝正月を決めこんでいたけれど、知人が例年通り初日の出を見に行くと聞いて、一緒に行かせてもらうことにした。
毎年、初日の出を見に行くという人は、それがないと1年が始まらないということだとは思うが、私個人で言えば、長い(?)人生の中で、初日の出を見た記憶は、中学生のころに一度だけ。
大体、大晦日の夜は、夜更かししていることが多いし、寒いのに朝早く起きて出かけるというのは、それなりに気合が必要。ま、元日に限らず、冬の朝、早く起きるというのは、つらいけど、考えてみると、普段、日の出前から起きて動いているのだから、普通に寝て、普通に起きればいいやということで決意。2017年は、公私ともに、いいことがあまりなかったので、2018年の始まりくらいは、気持ちよくいきたいというのが本音。

場所は小郡の小さな山。
山のふもとまで車で行き、そこから、ミニ登山。といっても、アスファルトの車道で、普段、トレランで、道なき道を上ることも多いので、勾配がまあまあの坂道という程度。約30分、坂を上ると、ちょっとした広いスペース。鉄塔が立っているだけで、公園というほどの敷地もないけれど、ご近所さんたちが集まっている感じで、なんと温かいお茶のサービスがあったり、紅白饅頭が配られたりと、町内会と関係ない私としては、申し訳ない気持ち。
坂の途中くらいから、少しずつ空が白み始め、上り切った時には、人の顔がわかる程度の明るさになっていたけれど、日の出はまだ。どっちが東かわかんないけど、人が多いところがよく見えるところなんだろうと判断して、みんなが見ているほうの空を眺める。雲一つない晴天とは言えないけれど、日の出をみるには十分な天候で、待つこと10分。雲の切れ間から朱色の光が差し込み始めた。
じっと空をながめていると、少しずつ朱くなり、ついに太陽が顔をだす。
人間たちの生きている時間の何億倍も前から、地球と太陽の関係の中で、日の出は繰り返されているはずなのに、なぜこうして今だけ神妙な気持ちでこれを眺めているのだろうとふと思う。

今年は、いいことが多い1年になることを祈る私。