院長の「JoJoブログ」

梅雨入りに思う

2018-05-28 23:32:55投稿

始めはネット上のニュース。
「九州北部と四国地方が梅雨入り」
あ、そうなんだ・・・九州北部ってことは、山口ももうすぐってことか。
次は、スマホにダウンロードしているNHKニュース。「九州北部、山口、四国が梅雨入り」
なんだと!山口も入ってんじゃん。

今日1日、テレビやネットなど、いろいろなところから発信されるニュースを見たけれど、梅雨入りのニュースで、日本地図がでたとき、地図の上ではしっかり山口県も梅雨入りした色になっているにもかかわらず、アナウンスでは、あくまでも、「九州北部と四国」
かろうじて、NHKは、冒頭では九州北部、山口、四国とつたえたものの、ニュースの本文を読み上げるときは、”山口”の文言は入っていなかった。夜10時からほぼ毎日みている、テレビ朝日の報道ステーションの気象情報コーナーでも、一言も”山口”なし。

東京の奴らは山口県民をバカにしている。

そもそも山口県は九州なのか?

高校卒業まで広島で過ごした自分は、大学に入ってすぐ、”九山”という言葉を聞いて、何じゃそりゃと思った。それは、山大医学部生ならだれでも知っている、”九州山口医科学生体育大会”のこと。かなり伝統のある大会で、九州全地区と、山口県の医学部学生のスポーツ大会なのだ。
中国地方の中心で育った私にとって、山口って、九州圏なんだなと感じることが、”九山”をはじめ、ラーメンが豚骨スープであったり、方言が西に行くほど広島弁とは違うかんじだったり(当たり前)など、色々とある。東側の岩国地域は、完全に広島圏だけど、下関は関門地区というくらいで、ほぼ九州。結局、山口は中国地方の中心にはなれず、広島か九州のどっちかよりにしかなれないということなんだなぁ・・・人口が少ないもの負けということ。
ちなみに、中国四国医歯薬学生大会というのもあり、これまた当然、山大は、中国地方の大学として参加しているという、いいとこどりの感も否めない。

とにかく、地理では、地図上では、山口県は中国五県の一つであって、決して九州じゃないんだから、もうちっと、マスコミに大事に扱ってもらいたいものだ。田舎だからってなめんなよ。