院長の「JoJoブログ」

ウインブルドン

2018-07-10 18:29:33投稿

錦織選手、ウィンブルドン初のベスト8入り。
眠気と戦いつつ、結局試合を見てしまった私。

当たり前だけど、昔から全英オープンは日本では、梅雨時の夜中にやっていて、テレビ中継があっても、ほとんど見ることはなかった。でも、やっぱり、日本人選手が勝つとみたくなるのが、悲しい性で、個人スポーツなので、サッカーのように、国を挙げての感じにはならないものの、ついつい見てしまう。

自分自身、10代~20代では、卓球をしていて、テニスとは無縁。一度だけ、学生時代に、テニスコートでラケットを借りてトライしてみたことがあるけれど、なんせ、フォアハンドが完全に卓球の振りになり、まともに球が飛んで行かなかった。しかも、9月の晴れた日だったので、3時間近くコートにいて、3日間寝込むという事態となり、後にも先にも、テニスラケットを握ったのはその時だけ。今にして思えば、熱中症になったんだなとわかるけど、30年前には、熱中症などという概念はなく、自分の中では、屋外でするスポーツは2度とやらんぞという固い決心だけが残った。
その後、自称、テニス嫌いになったし、なんだかわけのわからない、スコアのつけ方も、納得がいかなかった。なんで15,30,40なの?ポイント数で勝っても勝負に負けることもよくある点のつけ方は不公平じゃない?
4大大会ともなると、男子は5セットマッチで、やたらと試合が長くなるのも、観戦するほうとしては疲れてしまい、テニス好きになれない一つ。卓球の球の速さに比べると、ラリーがどうしてもが長くなるし、気が短い私には合わないのは当然。

そんな私が、何故、夜中にテレビ観戦しているのだろうと、自分でも不思議なくらいだけど、結局、日本人が勝つと嬉しいし、単純に、トップ選手の競技はすごくって、わくわくするからだと思う。自分でプレーしようとは思わなくても、試合みて、文句つけるのはおてのもので、それが楽しみでもあるし。
しかも、ウィンブルドンとなると、伝統があるので、他の大会にはないしきたりがあるのも面白い。
その最たるものは、選手が白しか着てはいけないというもの。全選手が白の上下を着ているから、ぱっとみて、どっちがどっちかわからないというのは、よくないと思うんだけど、21世紀になってもかわらないようだ。天然芝のコートも、この大会のために1年かけて育て上げているというし、格式の高さが違う。試合途中のコーチのアドバイスが許されないのも、あまり他の競技ではみられない。
他にも、ボールボーイ&ガールの動きの機敏さが半端ないことも面白いといえば面白い。
もっと興味深いのは、ラインズマンのオジサン&オバサンがみんなそろって3段腹ということ。ラインズマンたちは、そろいのシャツにネクタイという、暑い夏のコートの上だというのに、ドレスコードがあるようないでたちをされているのだけれど、そろって割腹がよい。う~ん、ラインを見るのに必要な標準体重があるのかしらん?3段腹のしきたり?

錦織選手があと何試合勝てるかわかんないけど、勝ち残ってれば、眠い目をこすりつつ、テレビ観戦をしようと思う。やっぱり試合はLIVEじゃないとねぇ・・・