院長の「JoJoブログ」

萩城下町マラソン

2018-12-17 23:11:13投稿

 昨日、8年連続8回目となる萩城下町マラソンに参加した。
8回目ともなると、私にとっては年中行事みたいなもの。それでも、今回は、冷たい雨がふる予報だったので、前日まで、やっぱやめとこうかなーと迷ってばかり。
ハーフマラソンのレースとしては、今の私にとっては、記録を狙うわけでもなく、普段の練習では、なかなか20㎞以上を走ることはないので、たまには長距離を走って、走力をそれなりに保っておかなきゃというのが、主な目的。自分なりのペースで後半、失速せずに、楽しくゴールできればOK
前日の夜にスマホで調べてみた萩の天気予報の雨マークが、15時からになっていたのを確認したあと、出走をきめて、当日朝、ぎりぎりの時間に出発。

毎年のことなので、あまり、大会要項とかも見ずに、会場についてみると、スタジアムの前に人だかり。
「まだレース開始まで1時間以上あるのに、なんで?」
何となく人だかりのほうに近づくと、今から開会式とのこと。8回目にして、初めて開会式にでてみるかとそこらへんに立っていると、萩市長の開会の挨拶からスタート。
なんと今回は、ゲストランナーとしてあの高橋尚子さんが来ているとのことで、開会式で彼女の姿が見られるとのことで、これだけ人が多いのだということが判明。市長さんの挨拶によると、開会式参加者が例年の5倍くらいとのこと。
まあ、普通、寒いのに、開会式にはでないよねぇ。私も8回目にして初めてだし・・・
そして、大会会長の挨拶の次に、高橋尚子さんの挨拶。人の頭の隙間からちらっと彼女の顔がみえて、テレビの顔と一緒だなというのが、感想。

その後、途中で雨が降るのはほぼ確実だったので、用意したゴアテックスのキャップをかぶり、ビニールポンチョをポケットに入れて、スタートラインに立った。
レースは、自分としては、16㎞位までは無理せずいって、最後、余力があったら、残り5㎞をペースアップしようという作戦。特別な練習はしていなかったけれど、1か月前にフルマラソンで走ったペースならまあいけるでしょ、という感じで走り始めた。そして、10㎞過ぎくらいから、雨が降り出し、ビニールポンチョをかぶった。予定通り16㎞までいって、それほどきつくはなかったので、あとは、1kmあたり20秒くらいペースをあげて、結構、前の人たちを抜いて、スタジアムのふもとまでたどり着いた。さあ、最後の坂をのぼったら、ゴール.だ、雨のなか駆けあがるぞ!と気合をいれたとき、目の前にいたのは、高橋尚子さん。降りしきる雨の中、傘もささず、選手全員とハイタッチしますという約束通り、声をかけてくださった。
幸いにも、その瞬間、私の前後数メートル以内には、走っている選手がいなかったので、しっかり手をタッチして、高橋さんも私にむけて、「がんばってください」と言ってくださり、私も「ありがとうございます」ということができた。
寒い冬なのに、ずぶぬれなって2時間近く選手に声をかけてくださった高橋さん。世界のトップに立った人はすごいなとゴールしながら感激。
今回、8回目のレースであまり乗り気もなく参加した、雨中の大会だったけれど、高橋尚子さんに会えたので、ホント、行ってよかったと思う。