院長の「JoJoブログ」

チケット抽選申し込みに思う

2019-05-12 11:30:51投稿

5月9日から東京オリンピックのチケット抽選申し込みが始まった。
ちょうど、木曜日で、クリニックは休みなので、雑用の合間に申し込みをしようかなと考えていたが、ニュースをみて速断念。先着順でないにもかかわらず、申し込みが殺到して繋がりにくくなっているとのこと。

私個人的には、ID登録は、1か月くらい前に済ませていたのだけど、ニュースによると、ID登録の手続きをする人も殺到して相当待たないとつながらない状況の様だった。

繋がりにくいのを知って思ったのは、なぜ、申し込み開始前に登録しましょうとあれだけTVでも報道されていたのに、登録していない人がそんなに多いのかということ。そして、そういう人に限って、なぜ、混雑する初日に登録しようとするのかということ。そもそも、先着順ではないのに、初日に登録、申し込みをする意味がどこにあるのか?
そして、この週末もまた、申し込み開始から初めての週末ということで、混雑は続いているよう。ま、待ち時間なく、申し込もうと思えば、たぶん、午前3時ごろが確実でしょうけど、普通の人はしませんね。

こういう行動を(特に日本人?)心理学者は色々分析するのだろうけれど、とりあえず、早めに申し込んだ方が安心ということなのだろうな。そして、もう一つ予想されるのは、申し込み期限の5月28日は、駆け込みの人でまた混雑するだろうなということ。これまた、後でいいやと思っていた人たちが、大慌てになるのが、目に見えている。

そして、そういう心理というのは、よくある話で、わがクリニックのことを言わせていただくと・・・
当院は、がん検診、特定健診などがとても多く、特に、防府市の自治体検診の方が一番多い。子宮がん、乳がんともに、防府市の検診受診券は、年度ごとに更新され、期限は、4月1日から3月31日。国民健康保険の方の特定健診は6月1日から12月31日ということで、新しい受診券となって、毎回すぐに来てくださる方は、いつも4月とか6月。そして、毎年混み合うのは、企業検診が集中する秋と年度末。例年、5月が一番少ないというのを、この12年繰り返している。皮膚科は夏、耳鼻科は春先、小児科は冬と、季節的に患者さんが増えやすい診療科のドクターが、「自分は季節労働者だから」と言われるのは、よく聞く話だけど、婦人科疾患は、ほぼ季節性がないのが普通。けど、検診主体で診療させていただいている当院スタッフについては、ほぼ季節労働者のような感じだ。

ということで、オリンピックのチケット申し込みは、関係者でもなんでもない私がえらそうにいう話ではないんだけど、おそらく、これから10日間くらいの平日が一番ねらい目。確実なのは、午前2~4時!!締め切り前3日間はやめておいたほうがいい。そもそも、申し込む前に、ID登録や、チケット価格、日程のチェック、そして申し込み方法の確認(電話認証は結構面倒)まですべて済ませておかなきゃ、それだけでもかなり時間がかかると思う。

そして、そして、当院でがん検診を受けてくださる方は、是非、今月の土曜日以外でお願いしたいと思っております。