院長の「JoJoブログ」

読書

2019-08-31 18:30:43投稿

Amazonの電子書籍アプリ、Kindleで読書をするようになって1年、専用のリーダーで読むようになって、3か月。読書量は増えたのかどうかよくわからないけれど、一度ワンクリックで購入すると、次から次へと、「この本を読んだ人はこちらもお勧めです」的な感じで、メルマガでも次から次へとおすすめ書籍が紹介され、なんとなくみているとなんとなく読みたくなる気持ちになり、なんとなくクリックを繰り返してしまうの連続。そんなこんなで、リーダーのマイライブラリーをみると、1年で40冊くらい購入していた。単純に計算すると、月3冊くらいなので、大した読書量ではないけれど、実際には、リーダーを購入してからの2か月で10冊を超えている。電子書籍以外で、紙の本も買っていることを考えると、それなりに読書にお金をつぎ込んでいる感じだ。
ただ、本屋で足をとめて、立ち読みし、気に入って買うのに比べると、電子書籍は、目次や書評、クチコミはみるものの、あまり内容を知らないまま購入している確率が高い。
ここ最近読んだ数冊は、仕事、教育、格差社会などを取り上げたもので、著者の考えを読みたい気持ちで買ったのに、内容は、ほぼ論文調で、ありとあらゆるデータをとりあげてまとめたもので、やたらとグラフや表がでてきて、ちっとも面白くなかった。著者の意見は初めに取り上げられていて、それの理由付けのために、歴史的な背景とデータが紙の本にして200ページ以上にわたり、延々と続いており、ほとんど、1ページ1秒の感じだった。電子書籍とはいえ、お金を出したので、最後まで読まなきゃとおもって、事務的に進めていっただけで、全く読んでよかった感なし。

とりあえず、最終ページまで進んで、またマイライブラリーにもどって、買ったままになっている本を開くと、これまた似たような内容で、面白くない。
最近、こう言った感じの、面白くない政治、経済、教育といったおかたい本ばかりが続いていて、もう少しワクワクするような本を読みたいんだけど、なんせ、一度こういった系統にハマってしまった流れで、Amazonは、面白そうな本をお勧めしてくれない。小説もたまに読むけれど、フィクションはあまり好きでないので、ノンフィクションかエッセイとなると、結局お堅いものの傾向になってしまう。自分でよさそうな本を見つけたいのに、本屋で探すのと比べて、ネット上で自分が好きになれそうな本を探すのは難しく、「お勧めです」につられてばかりで一向に読んでよかった本に巡り合えないままだ。そのくせ、すぐにその気になってクリックしてしまうのもだから、面白くなさそうな未読本がライブラリーにたまっているという悪循環。
買ったのは自分なので、誰にも文句はいえないけれど、やっぱり本は本屋でさがすのが、一番いいよなぁ、でも本棚はいっぱいで処分しないと置く場所がないしなぁ・・・

これから読書の秋を迎えるにあたって、夜な夜な面白くない本を読む日々が続きそうだ。