院長の「JoJoブログ」

ひとりハーフマラソン

2019-10-14 19:36:44投稿

健康のためジョギングを始めて8年。フルマラソンを初めて完走して7年。フルマラソンを走るのは、決して健康のためとは思えないダメージがあるものの、何もレースに出ないのでは、ランニング練習のモチベーションを保てないので、ここ3年は、年1回のフルマラソンと、ハーフマラソンのレースには参加することにしている。
フルマラソンは、名古屋、大阪、徳島など、結構遠くのレースに出たことはあるんだけど、走った後に、防府まで帰ってくるのが結構つらいので、翌日が休みでない限りは、遠くのレースに出るのはやめようと決め、昨年からは県内の大会だけにしている。
そして、今年は、来月の下関海響マラソンに参加する予定で、現在、練習中。
とはいえ、なかなか練習量を増やすのは難しく、とりあえずの目標は、失速しないで笑顔で完走するということだけ。記録を狙うなんて気持ちはないけれど、42,195㎞を失速しないというのは、結構大変なことではある。
これまで8回のフルマラソン完走で、自分の中でなんとなくわかるようになったことは、レースの前3か月以内に、2回以上、20km以上は走っておくということ。3年前に参加した岡山マラソンでは、レース前、半年以内に、15㎞以上走ったことが一度もないまま、いわばぶっつけ本番で臨んでしまい、30㎞以降は大失速して、心身ともにつらい思いをした。当たり前といえば、当たり前だけど、ある程度の距離を走っておかねば、フルは走り切れない。本当は、30㎞走を本番3-4週間前に走っておくのが、一番いいと、たいていのランニングマニュアルにはあるけれど、レースでもないのに、練習で30㎞走るというのは時間も必要だし、メンタルが続かない自分。
ただ、来月の海響マラソンにむけて、一度は、ハーフくらいの距離は走っておかないとと思い、体育の日ということもあって、ひとりハーフマラソンを決行した。
走るスピードは大体本番に予定しているレースペースと決め、GPS時計を頼りに、自宅から走り出し、佐波川へ。数年前まではしょっちゅう走っていた河川敷の歩道を走りながら、いつか今回のような台風が防府にやってきたとき、この一級河川は大丈夫なのだろうかと思いつつ、ひとりでひたすら進んでいった。12㎞すぎてからは、足も痛いししんどいし、いつやめよう、もういいかと甘い自分との闘い。本番は、アップダウンが多いので、佐波川から国道262号線に入り、勝坂を上っておりるという自分で決めた往復6㎞を追加する予定だったけれど、坂を前にして、もうやめようと自販機の前で足が止まる。とにかく、もう1本スポーツドリンクをゲットしてから何とか行けるところまで行ってみようと、坂を上り始めると、意外にしんどさがなくなってきて、上ってしまえば、あとは帰るだけなので、なんとか予定していた21㎞を走り終えた。
走り切ってしまうと、意外と走れたじゃんと、自己満足にひたりつつも、本番は、この倍の距離だからなぁと不安もちらほら。
フルマラソンを走ったからと言って、誰に褒めてもらうでなく、体のあちこちが痛くなって、しんどいのも自分なのはわかっているんだし、なんで走らなくちゃいけないの、とも思う。だけど、もうしばらくは、42.195㎞を走れる体力があるのだということを自分自身に証明したいという気持ちで、あともうちょっと練習をして、本番に臨もうと思っている。