院長の「JoJoブログ」

プレミア12

2019-11-18 23:50:42投稿

ラグビーワールドカップの熱が冷めてきたのを見計らって始まった、野球の国際大会、プレミア12。
野球が盛んな12カ国の争いで世界一を目指して勝負するという4年前から始まった意味不明の大会で、今回が2回目とのこと。
野球が人気の日本では、それなりに盛り上がるけれど、メジャーリーガーは出ないというチーム中で、何をもって世界一というのかなと、誰もが思っているのでは?
アメリカ代表は、ほぼマイナーリーグの選手たちで、将来メジャーで活躍しそうな若手中心のチームということだし、日本だって、マエケンや大谷クンが出るわけでもないし、もうちょっと世界中から本当のトップ選手が集まればいいのになと思ってしまう。
野球を無理やりオリンピックに採用しても、世界的には人気がないから、外されることになって、その代わりの大会をということで、WBCとかプレミア12とかできたみたいだけど・・・

もともと、オリンピックはアマチュアのスポーツ大会で、プロ選手は出ることができなかったから、世界的に人気のプロスポーツは、オリンピック以外の大会が最高峰になっていて、なかなかオリンピックで盛り上がらない競技が多い。テニスなら4大大会、サッカーやラグビーは、ワールドカップを超えるレベルにならないように設定されている。ゴルフやテニスの個人スポーツは、何せ、メジャー大会の賞金が桁違いだから、プロとしては、お金の高い大会をメインに考えるのは当然だし、大会自体の歴史が半端ないから、新しいオリンピック競技として取り入れても、伝統の大会を超えようがない。野球とバスケットについては、アメリカのプロリーグが世界一ということを誰もが思っていて、他の国と勝負しても意味がないと考えられているから、本当のトップ選手はオリンピックに出てこない感じ。これまた、アメリカ以外の国々が優勝を争っていても、アメリカはきっと馬鹿にしてるんだろうなと思ってしまう。

まあ、そんなこんなで、アジアだけでもりあがってた感のあるプレミア12。そうはいっても、かくれカープファンの一人としては、カープの3人が大活躍した、今大会は、ワクワク感満載だった。ただ、ネット上でも騒がれたように、二日連続で韓国と試合するという日程の組み方というか、順位の決め方は問題ありではあった。前の日が練習試合で、次の日が本番みたいな雰囲気は、なんだかねぇと誰もが思っていたんじゃないかな?
稲葉監督の、優勝の瞬間の涙はちょっとぐっとは来たけど、これって本当に世界一??と結構楽しんでみてたくせに文句を言いたくなる、野球ファンの一人でありました。