院長の「JoJoブログ」

新運動法

2020-04-08 19:00:08投稿

世の中、コロナショック、コロナ騒ぎ、3密、クラスターなど、今年の流行語大賞になりそうな言葉のオンパレード。
そんな暗いニュースばかりで誰もが何等かの影響をうけている中、初めのころにクラスター発生源といわれたスポーツジムは、私にとっては、日常の一部。1週間に3日から5日はジムに通っているのだが、そこでやっていることと言えば、テレビを見ながらベルトの上を走るだけ。走るといっても、半分は歩いており、角度を調節したり速度を変えたりすることで、大体1時間に400~500kcalの消費をするようにして、運動不足とならないようにしている。10年目に突入した市民ランナーとして、とりあえず、年に1回はフルマラソンを完走したいので、せめてそれが可能な体力、脚力を維持しようと思っているのと、今以上に体重を増やしたくないというのが通っている目的。
ランニング仲間に言わせると、風も切らず、風景もかわらない部屋の中で走るなんてつまらないでしょということになるのだが、確かにそれは認める。ただ、季節、天候、時刻に左右されないし、テレビを見ながら走っているので、意外と退屈はしない。日焼けも気にしなくていいし、夜暗い時の危険もないし、私にはあっているのかなと思っているのだ。
3月以降、いつも行っているジムでは、スタジオレッスンが中止になり、利用者の数が明らかに減っていた。それでも、マシンジムのフロアは、雨の日も含めて窓が全開。走っている間、人としゃべるわけでもなく、隣の人との距離もまあまああるし、3密とは無縁なので、特別気にすることもなく、今まで通り通っていた。筋トレ用の器具はスタッフの人がこまめに消毒しているようだし、それほど心配ない気もしていたけれど、更衣室だけは、若干3密に近いものがあるから気になるなあとは思っていた。スポーツジムが名指しでクラスターのもとと言われているのに、このまま通うのはどうしたものかと悩む日々。人との接触を8割減らせと言われれば、職場以外、ジムくらいしか行っていない私としては、そこに行くのをやめるしかない。私が行こうと行くまいと、会員制なので、会費を払っていれば、ジム側の収入には影響ないのだから、あえて義理堅く通うこともないしなぁ・・・でも、運動不足になるのだけは怖いしなぁ・・・と思いあぐねていた。
そんなこんなで、何か今までと同様にできる家トレがないかなと考えていたのだが、ようやく、昨日から新しい運動法を始めることにした。
家でいろんな筋トレをするのもいいけれど、基本的に、筋トレは嫌いというか苦手なので、今までいろいろチャレンジしてきて、それは続かない自信がある。ジムでしている運動と、できるだけ近い感じの運動であれば、続けられる気がするので、まずは、テレビを見ながらできるのが条件。そして、ある程度のカロリー消費が可能な有酸素運動であること。ということで、何年も前に購入して、3か月坊主でおわった、ステップ台を持ち出して、テレビの前で、いわゆる“踏み台昇降”を行うことにした。
ただひたすら、テレビの前で上がって降りるを繰り返すだけで、面白くもなんともないんだけれど、途中からステップの前におりて後ろに上がるのも取り入れるとよいことに気づいた。左右の足を変えながらなんとなく続けていくと、20分くらいたったころから汗が流れてくる。スピードを上げたり下げたりはうまくできないけれど、さすがに1時間続けると結構運動した感じ。ベルトの上を走るのと比べて、どのくらいのカロリー消費(ロードランナーの機械にはカロリー消費量が表示される)の差があるのかは、わからないけど、テレビを見ながらというので、続けられそうな気がしてきた。
緊急事態宣言も出て、自分だけは大丈夫という考えを持つのだけはご法度。収入が断たれ、生活できるのかどうかで本当に大変な方たちがたくさんいるのに、ジムに行くか行かないかで悩んでいるなんて、申し訳ないと思っているが、せめてしばらくは、この新運動法でStay Home令に従いたい。