院長の「JoJoブログ」

2021-03-02 23:36:08投稿

昨年の梅雨は例年になく雨の日が多かった。
クリニックビルの勝手口の庇が小さく、朝夕の出入りの際に、雨に濡れることが多く、当院開院14年目にして、何とか庇を大きくできないものかと工務店に相談し、梅雨もあけて半年以上たった、先月中旬、ついに、庇を大きくする工事を施工してもらった。
それ以降、雨がふらないものかと初めて長靴を買ってもらった子のように空を見上げる私。普通、2月というのは、あまり雨の季節ではないし、降ったとしても、朝夕の勝手口を通るタイミングで降ってなければ、庇のありがたみは感じられず。

庇の包容力を実感できる日が待ち遠しい中、春が来たり冬に戻ったりする目まぐるしい天候の2月下旬、偶然入った店先で「逆さ傘」を目にした。今まで、そんな傘があるなんてことは全く知らず、買いものするつもりもなかったのに、店頭においてあるその傘の宣伝DVDを眺め、「コレ、欲しい!!!」と衝動買い。
その傘とは・・・
仕組みとしては、折りたたむ際に、通常とは逆方向に、内側に折りたたむので、水滴がつかないというのもの。5年くらい前に、販売され、今では、色んなメーカーからピンキリで出ているらしいけど、私が買ったものは、元祖逆さ傘の、CARRYsaKASAという商品。詳しくは、https://youtu.be/_fY3aMsQRno

大きな庇とCARRYsaKASA
どうせ、遠出ができるわけでもないし、仕事の日は雨で困ることもなし。早く出番が来ないかなと思っていると、今朝、出勤時に結構な雨が降っていた。まずは、車に乗るときに、傘を開いたまま乗って、ドアをぎりぎり迄閉じてから、傘を閉じる。そして、その傘を助手席に乗せる。ただ、これだけのことで、ちょっとニヤニヤしてしまう私。そして、クリニックに着くと、階段を上って勝手口へ。濡れていないドアの前で、鍵を開け、新聞を取り出す。閉じた傘を、そのままポンと置く。傘立ていらずの逆さ傘。

雨のたびに、こんなウキウキする気持ちになれるなんて、いつまでも続くわけはないけれど・・・
コロナ禍でちっとも楽しみがない中、ちょっぴりでも明るい気分になれるなら、いくらでも雨降ってほしいなあ。