院長の「JoJoブログ」

春本番

2021-03-28 23:15:54投稿

春本番のこの週末、ついにプロ野球が開幕。
1年前の今頃は、オープン戦が無観客になって、開幕も延期。新しい感染症に対する不安の中、まあ、5月には開幕するだろうと適当に思っていたような気がする。
オリンピックを筆頭に、スポーツ関連の行事、大会は、今後も先行き不透明ではあるけれど、とりあえず、好きなプロ野球が開幕したことは、やっぱり嬉しい。
今年の話題と言えば、今のところ、筆頭は、阪神の佐藤選手。カープファンとしては、あまり打ってほしくはないけれど、新人の活躍というのは、プロ野球界全体が盛り上がることにつながるとは思う。もちろん、佐藤選手よりも、2試合連続で、9回を三者凡退に抑えた、カープのドラ1栗林投手に期待大ではありますが、開幕3連戦だけでは、何とも言えず、30試合くらい過ぎてみないと、わかんないしねぇ・・・ホントは、新人よりも、カピバラ3兄弟(わかる人にしかわかりません)に活躍してもらいたいのが私の気持ち。

プロ野球の開幕とともに、桜も満開になるという、今年の春はとても早くきてしまった感じ。先週あたりから、気温も高く、ダウンコートもさすがにもういらないなとクリーニングに出した日、いつものように、クリニックの西方面、西浦地区の田園地帯をジョギングしていた。この地区のジョギングも、コロナ禍で、ジムに行ったり、ランニングの練習会に参加したりをやめてしまった昨年6月ごろから始めたんだけど、そのころは、田植えも終わり、水のはった田んぼだった。それから、稲が育ち、黄色くなって、秋に収穫されてという季節の移り変わりを肌で感じるこのコースのジョギングも、冬になって、あまりみる景色がなかった。ただ、もう春だよなぁ、何か春らしいものないのかなぁと思いながら、よくよく足元をみてみると、菜の花は咲いてるし、クローバーがたくさん。レンゲにタンポポに、スギナに・・・えっ、スギナってことはつくしもあるかもと思ってよく見ると、あまりにもたくさんありすぎて気付かなかっただけだった。そこらあたりつくしだらけ。思わずジョギングするのをやめて、GPS時計も休止にして道端に座り込む私。広島市内の田畑のない校区で生まれ育った私は、幼いころ、春になると、毎年のように太田川放水路の土手に、つくしを探しに行っていた。といっても、わざわざ車にのってそのために連れて行ってもらうような、子どもの自分にとってはかなりの遠出だったのだ。しかも、一生懸命探して、1本、2本と見つけると嬉しかった記憶がある。要するに、そこらへん中にあるものではなかったのがつくし。田んぼだらけのこの地区では、珍しくもなんともないつくしに、幼い頃の思い出がよぎり、春をたっぷり味わうことができた。

陽が長くなり、ジョギングしやすい春。カープが勝ってくれれば、もっと気持ちよく走れるぞ。
栗林君、頼むよ~

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