院長の「JoJoブログ」

ソーシャルディスタンス

2021-04-18 22:04:18投稿

コロナ禍が第4波に突入して、また今年もどこにも出かけられないゴールデンウイークが訪れようとしている春、仕事とジョギングと読書だけに時間を費やす毎日を過ごしている。
桜が早く咲いたのと同様、5月に入って咲き誇るはずのつつじが、すでにあちこちで咲き始めているけれど、いつ咲こうと、やはり花が咲いているのを見るのは、癒しになるなぁと、佐波川をジョギングしながらキョロキョロする私。
新橋の老朽化で、ボルトが落ちているというニュース報道があってから、橋の下の遊歩道が通行止めになったのは、ちょっと悲しいけれど、新橋から見える土手の芝桜は、今が見ごろ。濃いピンクの中に、白い花で「幸せます ほうふ」の文字がわかるようになっているのは、手間暇かけて花を植えていただいた方たちに感謝、感謝。
DSC_1850.JPG (8.86 MB)そして、新橋から下流に走り、大崎橋を超えると、今度は、土手の上の舗道に、つつじが咲き始めている。新橋からの風景に比べると、車道からは遠いし、たくさんの人の目に触れることがない場所だけれど、ジョギングには最高のコース。今朝は5分から6分咲きといったところで、今週は気温が6月並みになるという予報だから、来週くらいには満開だろうなと思う。

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スマホで写真を撮りながら走っていると、ジョギングなのかウォーキングなのかわかんないくらいのスピードになってしまうけれど、誰にも会わず、一人で黙々と走る中、マスクをしていなくても、感染のリスクはゼロなので、気分は上々。
感染リスクといえば、週末は、結構、ランニングしてる人をみかけるけれど、時々、本気でランニング練習してると思われる集団に出くわすと、はぁーはぁーという息が聞こえるので、「飛沫が飛んできちゃいけないぞ。」と走りながらびくっとすることがある。ニュースなどで、言われている話としては、マスクなしでジョギングする場合、10m程度の距離をとったほうがよいと聞いたので、気持ち、舗道の端によって、すれ違う時は、数秒間でも息を止めるようにしている。同じ方向に走っている人の場合、基本的に、私ほど遅く走る人はいないので、すぐに距離は離れてしまうから、ま、自然とソーシャルディスタンスは確保されているんだけれど。
そんなこんなで、4月に入って、5回目の佐波川ジョギング。天気のよい朝は、春の花だけでなく、あちこちから聞こえてくる鳥のさえずりも癒しの一つ。そして、季節とは無関係で、さえずりも癒しにはならないカラスもよく見かける。カラスの素性、生活のサイクルはよくわかんないけれど、見ない時は一羽も出会わないし、見かけるときは、一度に何羽もみることが多い。昔からカラスは賢いといわれているけれど、今朝であった佐波川のカラスたちは、なんと、感染リスクをわかっていたのだ。

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3~6mくらいの間隔で10羽くらいが並んでいるのをみて感動。特別、土をつついているわけでもなく、あまり動くわけでもないカラスたちが微妙な距離で河川敷にポツンポツンといるのをみて、「あんたたち、ソーシャルディスタンス、わかってんねぇ」とつぶやく私。