院長の「JoJoブログ」

Google マップ

2022-08-21 23:10:38投稿

知らない場所に行くとき、車では、ナビの通りに進めば、たいていは何とかなる。
ただ、都会に行くときは、ほぼ電車なので、駅を降りて、はてさてどっちに向かうのだ?となることが多い。
地下鉄の駅構内で、地図を見て方向を頭にいれたつもりでも、地上に出ると、どっちに向いているのかわからず、迷ったことがこれまで何度あることか・・・
多くの場合、学会出張で、一人で出かけるので、行く前に地図を確認しておくのだけれど、地図と現物はなかなか同じでない(と思う)ことが多い。
そこで、役に立つのが、スマホのGoogleマップ。現在地を知らせるGPSをオンにし、行き先を入力すれば、経路を示してくれる。
先週、周南市に行く用事があり、ネットで探した店で、ランチをとることにして、徳山駅近くに車を停めた。ネット情報では、駅から300mとあるので、その辺をブラブラ歩けばわかるでしょうと適当に考え、文字通りブラブラしてみるも、それらしき建物はなし。Googleマップで確認だ!
とはいうものの、このマップ、過去に苦い経験が何度もある。スマホを持って歩き出すも、進んでいくうちに目的地までの距離が遠くなったり、道順に歩いているつもりが、斜めになって、どっち向いてんのかわかんなくなったりして、知らない土地で、一人グルグル・・・私にとって、実は、Googleマップはグルグルマップだったのだ・・・だって、自分の向いている方向と、画面のむきが違うんだもん。なんで、車のナビのようにはいかないの?といつも思っていた。昨年も、京都で一人迷子になり、河原町をここぞとばかりにグルグルして、ついに、タクシーを拾った苦い思い出がある。
そして、今回の徳山は・・・
帰省していたZ世代の息子と一緒だったので、私のスマホを見せ、「これで店探してみて」というと、すぐに方向をただし、ものの2分で店にたどり着いた。「なんで、すぐにわかるん?」というと、「なんでわからんの?」と言われる。そして、これまでの私の苦い経験の原因が判明した。
スマホの向きを占めす記号を息子に教えてもらったのだ・・・
これまでの私は、画面を持っている向きを自分の向きとして歩いていたけれど、車と違って、それでは、体の向きと画面が一致しないことが多かったのだ。きちんと画面には、スマホの向きを示すようになっていた。
当たり前のこと・・・何という単純なこと・・・
何だが、過去の迷子になった事件が走馬灯のようによみがえってしまった。だって、これまで、そんなことを教えてくれる人はおらず、教えてもらおうと思ったこともなかったのだ。馬鹿にされまくったとはいえ、息子よ、今後、母は迷子にならぬぞよ。