院長の「JoJoブログ」

ロードバイク通勤

2022-10-26 17:57:29投稿

ランニングの実力アップのため、ロードバイクに乗り始めたのが、2013年12月。
同じ自転車とはいえ、ママチャリとは、全く異なる乗り物だとわかり、乗るのが楽しく、メインテナンスもかかさなかった最初の1~2年。数人のロードバイク仲間とともに、車に積んで、遠出をしたり、輪行袋に詰め込んで、新幹線にも乗ったりして、結構乗っていたのだけれど、コロナ禍になって、出かけることもなくなり、我が家の玄関に置いてあるその自転車は、ほぼ飾り物と化していった。
そもそも、ロードバイクを始めたのは、ランニングで、外反母趾が、悪化してきたので、足や膝に負担が少なく、大腿、腹筋、背筋を鍛えることが目的で、仲間と出かけるためではなかったはず。なので、一人で頑張って乗ればいいんだけど、もし、一人ででかけて、パンクとかすると困るし・・・と、適当な理由をつけて、ほぼ2年間は一度も乗っていなかった。
そんな飾り物を、毎日見て見ぬふりをしているうちに、夏の暑さがおちついて、いよいよ3年ぶりの下関海響マラソンチャレンジが近づいてきた。ランニング量は、去年より多いとは思うけれど、このままではフルマラソンを完走できる自信がないので、とりあえず、体力アップのため、たった片道3㎞だけど、通勤でロードバイクに乗ると決心したのが、2か月前。まずは、2年以上飾ったままのバイクが乗れる状態なのかをチェック。タイヤに空気を入れ、ブレーキとギアが作動することを確認。そして、モチベーションアップのため、まずは、形から入ることに・・・
バイク購入時に一緒に買った、いかにもスポーツ用のいかついヘルメットを通勤で被るのは抵抗があるので、Amazonで検索して、ちょっと街乗り風のカラフルなヘルメットを購入。そして、ロードバイクに乗るときに必携のサングラスは、暗くなる(仕事帰りは真っ暗)と使えないので、色なしの風よけ眼鏡もわざわざ眼鏡店に行って購入。眼鏡フレームは、ヘルメットと色を合わせる念の入れよう。
そして一番の買い物は、通勤カバン。これまで、10年くらい前から使っている、3WAY使用のトートバッグを、ロードバイク通勤のときには、リュックにして、背負っていた。このバッグ、なかなかの優れもので、普段は、ショルダー用のベルトを使い、リュックとして使うときは、リュック用のベルトを別のフックに付け替える方式。便利と言えば便利だけど、ベルトを替える必要があって面倒だし、使いこんで、かなりみすぼらしくなったので、常々買い換えたいと思っていた。ただ、ベルトを付け替えず、ショルダーにも、リュックにもなるカバンというのは、意外と売っておらず、9月に広島に行ったときにデパートで偶然見つけたときには、「これぞ、私の探していたカバン」と即購入。しかも、革製品フェアとして売られていたもので、見た目も、若干高級ブランド物っぽく、最近の買い物の中では、ダントツお気に入り。
更に、更に、通勤で乗るには、安全性も大切と、そのお気に入りバッグに巻く感じでとりつける、夜間走行用の蛍光ベルトも買ったし、クリニックビルの狭いスペースに置いておくための、長いチェーンロックも買った。なんやかんやで、総計5万円くらいかかったのである。これで、乗らないわけにはいかない。
そうして、乗らざるを得ない状況を作り出し、雨の日(雨上がり、雨予報も含む)以外は、ロードバイクで通勤するようになったこの秋。
なんせ、トレーニング目的なので、とにかく、必死でこぐ。初めは、2年ぶりだったし、まだ気温も高く、汗がふきでるため、全力とはいかなかったけれど、先週あたりから、とにかくギアを一番重くして、できるだけ脚に負荷をかけてペダルを踏むようになった。たった3km、たった10分、坂道なしの道路なので、全力で踏み込んで、筋力強化をはかるしかない。サイクルコンピューターは、電池切れで、表示がないので、速度はわからないけれど(本当にモチベーションアップなら、まずサイクルコンピューターの電池を入れ替えるべき・・・)時に、一緒に走る車と競争する気分でスピードを上げている。大腿四頭筋よ、がんばれ~と言い聞かせながら・・・