院長の「JoJoブログ」
筍三昧
2025-05-01 23:49:53投稿
昨年の4月、知人から掘ったばかりの筍をいただき、初めてぬかでゆでるなどして、悪戦苦闘したことをこのブログにも書いた。なんせ、皮つきの筍は、とても大きく、鍋にいれてゆでると噴きこぼれるし、ぬかがあふれて大変なことになったのは、苦い思い出になっている。
そして、今年もまた、筍をいただいた。今年は、昨年の二の舞いにならないよう、他に下処理の方法はないかとググってみる。
「筍をゆでるのに大きな鍋がないとき」などと検索してみると、色々な方法が出てきた。そして、ある農家の意見として、筍は、掘ってすぐはアクはなく、時間がたつにつれてどんどんアクがでてくるので、朝掘ったばかりの新鮮なものならアク抜きは不要というのが出てきた。皮つきのものをぬかでゆでる目的は、あくまでもアク抜きであり、新鮮なものなら、皮を剥いた状態で、ぬかも入れずに普通にゆでるだけでも大丈夫。なので、大きな鍋はなくてもOKとあった。
これしかないゾ。
早速、朝掘ったばかりというのをもらって、その日の午後に皮をむき、鍋に入る大きさに切る。たくさんもらったけれども、これなら、我が家の鍋でも大丈夫。ぬかももらったけれど、皮がないのにぬかでゆでると、ぬかが筍にはいりこんでしまうので、気持ちばかり、ぬかをティーバックにいれて一緒にゆでる作戦で行くことにした。
沸騰してから落し蓋をし、40分ゆでたあと、完全に冷めるまで放っておく。
朝とれた筍。夜には、ゆでたものを、水につけ、タッパーなどにいれて冷蔵庫へ。これで、1週間はもつ。
そして、それからの1週間。筍三昧の日々。
と言っても、料理の得意でない私。これまたググっては、簡単で美味しそうなメニューをみつけて、色々やってみることにした。
オーソドックスにまずは、たけのこご飯。そして、しょうゆ、みりん、かつお節で味付けたあとに片栗粉をまぶしてあげる唐揚げ。昨年も作った、バター醤油炒め。最後は、オリーブオイルで焼いたあと、塩と青のりをまぶして筍おつまみ。えぐみもなく、いずれも美味しく、旬を満喫できた。
これで、私も筍のプロだなぁ。