院長の「JoJoブログ」
歯ブラシ
2025-06-30 23:55:16投稿
1年前に、親知らずを抜いてから、歯の手入れについて、気を遣うようになった私。
4年くらい前から歯間ブラシを使い始め、歯磨きグッズも色々試してみたり、歯磨き粉も各種メーカーのを使ったりしていた。けれど、年齢的なこともあり、いわゆる歯茎下がりがあるから、やわらかいブラシを使うようにと歯科で注意を受けた。
歯ブラシについて、ドラッグストアでどれがいいのか、陳列棚を眺めていると、たくさんありすぎてよくわからない。その中で、濃密極細毛歯ブラシ、「もふラシ」という、もふもふの毛をつかっているというのが目にとまり、買ってみることにした。ブラシ1本100~300円くらいが相場なのに、これは1本600円くらいで、消耗品としては高級品。ま、一度使うくらいなら少々高くてもいいし・・・とその夜から使い始めたのだけれど、初めて口に入れた時の驚き。ブラシで磨くという感じでははく、布で撫でている?感じ。やわらかいけれど、コシはあるので、不快ではないけれど、歯磨きをしてるという感じではなく、なんともいえない感覚。
大昔、医学部の学生時代、歯科口腔外科を実習でまわったときに、歯磨きは2ミリの幅でブラシを動かすことが大事と習った。気が付いたときには、そうするけれど、2ミリしか動かさなければ時間がかかってしかたないし、なかなか実行に移せる日が少ないまま、数十年が過ぎ、現在の状況にあることを考えると、やっぱり歯磨きは丁寧にしなくてはいけないと、今になって思っている自分。「もふラシ」の説明書にも、歯と歯茎の間に45°の角度であて、2~5ミリの幅で横に動かすとある。2ミリといわれると、気が遠くなる感じがするけれど、5ミリなら実行できそうな・・・
毎日のことで、すぐに効果が現れるわけではないけれど、これを機に、やわらかいブラシで5ミリ以下の細かい動きで歯と歯茎をいたわらなきゃと思う日々。1本も歯が抜けないで、一生を終えることを目指したいなぁ。