院長の「JoJoブログ」
天気予報
2025-10-06 23:47:22投稿
昨日、1か月後の下関海響マラソンにむけて、毎年恒例の、所属しているランニングチームによる試走会に参加した。大会当日の後半のルートを走る練習なんだけど、ほぼ3kmおきに、メンバーが待っていてくれて、ドリンクの補給などができるので、個人で走るよりは、練習しやすい。
下関海響マラソンのコースは、前半は、海沿いの平坦な国道の往復のみで、楽だけど、後半は、彦島をぬけるアップダウンの多い試練のコース。試走会を含めると、10回以上同じ道を走っている自分としては、この25kmの試走で、何となく本番がいけそうな気はしたけど、とにかく、今回は歩かず完走ということだけが目標。タイムは気にせず、何とか当日まで体調、脚の状態を維持したいと思っている。
自分の体のことは、自己責任で何とかなるにしても、問題は天気。ここ数年、夏の暑さが尋常ではなくなり、温帯地域の日本の四季が失われつつある異常気象の昨今、11月初めの天気は、夏の可能性も冬の可能性もあるのだ。毎年、11月の第1日曜日に開催されるこの大会、10年前に初めて出走した時は、とても寒かった記憶がある。走り始めるとそれほどでもないけれど、1万人くらいがスタートに並ぶため、ヨーイドン!の号砲が鳴るまで30分以上は、外で待機しなければならず、その待ち時間が寒い。ま、他のマラソン大会も多くは冬の開催で、スタート前の寒さは下関に限った話ではないけれど、何等かの寒さ対策が必要になるのは、ランナーの常識。コースの途中で捨てるのを見越して、ビニール袋に穴をあけて着ておいたり、アームウォーマーと手袋で腕を覆っておいて、暑くなってポケットに入れたり、色々と工夫する。
ところが、最近は11月なのに、暑くて辛いことが増えているのだ。天気がよく、直射日光にさらされている路上の気温が30℃近くあることも多い。マラソンに最適な気温は10~15℃くらいと言われているので、25℃を超えると脱水症状にも気をつけなくてはならなくなる。そして、気温の他にもっと大事なのは、雨が降るか降らないか。台風や、雷雨でない限り、雨でも開催される陸上競技にはつきものの雨対策。個人的には、参加することが決まっていて、当日大雨だった大会は、何度か棄権しており、大雨の中を走ったことはないけれど、今回は、最後のフルマラソンと決めているので、少々の雨なら参加するつもり。
そんなこんなで、今回の試走会も、大会当日と同じスタート時刻から開始となっていたけれど、1週間くらい前から毎日下関の天気を確認していた。週間予報では雨。さらに、3日前の時点でも、当日の午前中までは雨になっており、まず、雨が降らないことはなさそうだからと、雨対策の準備開始。ビニール合羽を着るのは暑いし、とりあえず、ゴアテックスのキャップとビニールちょっきでいいか・・・靴には防水スプレーが必須だよな。そして、前々日、前日と、だんだんの降水確率が下がってきた。う~ん、雨も止んで、陽がささなければ、ちょうどいいな・・・そして、当日朝。1時間ごとの予想天気を見ると、なんと晴れマーク。これは、ゴアテックスのキャップでなく、風通しのよいランニングキャップにしなきゃ。そうそう、日焼け止めもたっぷり塗らなきゃ。それにしても、最高気温予測の28℃は走るには暑すぎるゾ。そうして、朝早くに防府を出発して、中国縦貫を通って下関に向かう途中、前が見えないほどの霧。朝の霧がひどい日は昼から晴れるってことだなと思いつつ、海峡ゆめタワーの前に到着。グループに分かれて走り出し、いきなり、おひさまギラギラ、「予想外にいい天気になったねぇ」と皆でしゃべりつつ、彦島方面へ。海風が心地よく、陽が陰って、曇りとなり、「このまま、曇りが続いたら、ランニング日和だねぇ」と期待しながら走っていると、天気は晴れたり曇ったりで、心地よさは長続きせず。響灘の向こうの空を見ると、灰色の雲が見えてきて、もしかして次は?と思っていると、18kmくらい走ったあとから、雨が降り始めた。これだけ、コロコロ天気がかわるなんて、予報も当たんないはずだよな・・・約3時間、晴れ時々曇りのち雨、そして防府に帰ってくると真夏のような暑さ。
11月2日の本番が、どうか1日曇りでありますように・・・
 
  

