院長の「JoJoブログ」
成人の日に思う
2026-01-12 14:06:48投稿
今日は、成人の日。
テレビのニュースでは、各局で「20歳の集い」に関する映像が流れていた。18歳が成人になってからも、18歳で成人式を行う自治体はほとんどないようで、20歳が成人だったころと、中身はあまりかわらない。
ところで、式典に参加する女性が、振袖を着るようになったのは、いつからのことだろうか?
ちょっとググってみると、奈良時代から何等かの儀式はあり、そのころは、12-16歳で大人になり、髪型や服装をかえることで、”成人”を表していたようだ。いずれにしても、日本の長い歴史の中でも、他国の民族をみても、大人になったことを示す儀式なり習わしなりはずいぶん前から存在しているようだ。
日本で、今のような成人式が行われるようになったのは、戦後の話で、1946年に埼玉県の一部で行われた成人式が評判良く、全国に広まったそうだ。その後、1948年に1月15日が"成人の日"として制定され、大人になった印として、女性の正装であるところの振袖を着ることが定着してきたらしい。実際には、式典の出席に服装の規定はなく、何を着てもいいのだけれど、男性はスーツが多く、着物が少ないのに比べ、女性はほぼ振袖で定着。けれど、昭和の終わりごろ、バブル前の時代は、着物の良しあしで貧富の差が出やすいとか、振袖を用意できない家庭もあるということで、着飾らないで出席するようにというお達しがあった自治体も多くなった。そして、私の20歳のころが、そのころになる。
人と同じことをすることに反感を持っていた思春期、そして、大学生になってからも、成人式で振袖を着るなんて、バッカみたい。そんな金があるなら、車買ってほしいと、親に言った覚えがある私。結局、実家のある自治体から”成人式は平服で”という通達があったので、振袖の選択はなくなり、大学入学式に着たスーツで出席した覚えがある。ただ、中高と私立で、市外から通学していたし、中1で引っ越したこともあり、同じ自治体に住む友人は皆無だったことから、式典に参加しても、知り合いに会うこともなく、会場で行われていた献血車をのぞいてみたところ、血管が細くて無理ですといわれたことだけしか記憶にない。
その後、世はバブルに突入し、振袖禁止令的なものは自然消滅。今は、振袖ダメ自治体は全国にもないのではないだろうか?
今日の成人の日のニュースをみていて驚いたことには、東京23区の20歳の6人に一人は外国人。留学生の多い新宿区では約半数が外国人ということ。外国人にとって、振袖を着るなんてことは、貴重な経験だし、うれしいことなんだろうなと思う。留学生に式典参加のための優遇措置があったりするのに、貧しい家庭の日本人には、何もないとか、色々振袖ひとつとっても、外国人問題がクローズアップされる令和の時代らしい成人の日だと思った。
そんな”成人の日”の個人的な思い出をもうひとつ。私は、20世紀末に結婚したのだけど、結婚記念日は何等かの意味のある日が良いよねと二人で話し、結婚が本当の意味での”成人”になることだからと、1月15日に入籍した。二人で市役所の休日窓口に書類を提出しにいって、駐車場にもどったら、なんと、車がパンクしていた。こんな日にパンクするなんて・・・夫婦で愕然としたのはちょっとした笑い話。しかし、それよりも、2000年のハッピーマンデー法によって、成人の日が1月15日ではなくなったときは、もっと愕然とした。記念日は成人の日ではなくなったのだ。ということで、その後、結婚記念日は結婚式を挙げた日に変更している。
